Prologue ページ1
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ゾルティック家。
暗殺者一家として有名なゾルティック家には、六人の子供が居た。
長男のイルミ、長女のA、次男のミルキ、三男のキルア、四男のアルカ、五男のカルト。
その中でも異色を放つ、唯一の女の子。
A=ゾルティック。
母親譲りの艶のあるロングストレートの髪。父親譲りの闇を知らない銀髪。異様なほどに整っている人形のような顔。そしてゾルティック家史上最強と謳われた才能。
裏の世界では白い悪魔と恐れられ、家族には死ぬほど愛されていた。そんな彼女が17歳を迎えるころ、悲劇は起きた。
_謎の失踪。
ゾルティック家総出で、ハンター協会総出で捜索するも一向に発見できることは無かった。
彼女はどこへ行ったのか。何をしているのか。
それは、神のみぞ知る_
『コンフィ○ンスマンの世界へ、ようこそ。じゃねぇんだわ!!!』
はいどうも。ゾルティック家長女として人生一周目を全うしていたA=ゾルティック(今は神崎)と申します。
冷静に見えますけどね、えぇ。
『とっても困惑してますよ!!!!!だって人生二周目だぞ!?!?!』
「ちょっとうるさい!!!!あんたは早く学校行ったらどうなの!?」
『分かっとるわお母さん!!!!!行ってきます!!』
人生二周目の家族。
鬼の形相でこちらを睨むお母さんに目もくれず家を飛び出した私。
そんな私の格好はリボン、短いスカート、スクバ…。そう、JKだよ。
さてこうなった経緯を説明すると少し長くなるのだが…。
まず私は任務を受け、ターゲットを殺りに家を出かけ、ターゲットと対面しました。
なんなく相手を殺ったはず。しかし予想外のことにターゲットは死後強まる念を発動!
しかもそれが時間差だった訳です。はい。家の高級ベッドの中で安心しきってる私に対処しようもないじゃないですか。
んで、目覚めたら赤ちゃんだったんですよね。
いや意味わかんないから!?あの豚(ターゲット)なんの念を私にかけやがってくれたの!?
まぁそんなことはさておき、前世(?)の記憶が戻ったのが15歳の誕生日。
多分精神年齢的に私赤ん坊のふりとか無理だから神様がなんか配慮してくれたんでしょう。意味がわからんけどな。
そして誕生日から約2年間、この平和な島国で私は念なんか発動させようとも思わなかったんですよ。
理由は一般人に憧れてもんですからね!!!!ははっ!!!
『ということで遅刻しました!!!!』
「なにがということで、だアホ野郎」
先生こあいよん…(涙)。
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます!読ませていただきます! (2023年4月3日 14時) (レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます!!!! (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…! (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ!嬉しいです!!!ありがとうございます!!!頑張りますね!!! (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました!!頑張ってください!! (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふぃあろ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時:2023年3月18日 20時