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8話 ページ9

スカウトマン「あの…お話だけでも!」

釘崎「ちょっとアンタ」

スカウトマン「はい?」

〜反対側の道路〜

虎杖「俺たち今からアレに話しかけんの?
ちょっと恥ずかしいな」

A「東京は夢あるもんね(ニコッ)」

伏黒「チッ。お前もだよ」

A「まぁ。恵もそんなにカリカリしない。
あっ。癒しに妖狐いる?」

伏黒「カリカリしてねぇし。妖狐もいい」

妖狐〈A。私を軽々と人に渡さないで。もぅ」

A「えへへっ。ごめん(ニコッ)」

五条「おーい。コッチコッチ」

〜コインロッカー場〜

五条「そんじゃ改めて」

釘崎「"釘崎野薔薇" 喜べ男子。2人目の女の子よ」

虎杖「俺、虎杖悠仁 。仙台から」

伏黒「伏黒恵」

A「わ、私は!九尾A です。よろしくね(ニコッ)

妖狐〈緊張しすぎよ。もっと堂々と自己紹介しなさい
じゃないと舐められるわよ?〉

A「だって初めましてだよ?緊張するよ…」

妖狐〈昔から人見知りは変わらないわね(クスッ)〉

釘崎「・・・(虎杖・見るからに芋くさい。
絶対ガキの頃鼻くそ食ってるタイプね。
伏黒・名前だけって私、偉そうな男の人ムリ
A・この子は…雰囲気はさおりちゃんに似てる。
けどオドオドしすぎ。まぁ仲良くはなれそうね)
はぁ…私ってつくづく環境に恵まれないのね」

虎杖「人の顔みて、ため息ついてる」

伏黒「これから何処か行くんですか?」

A「よ、よろしく!野薔薇ちゃん(ニコッ)」

釘崎「!?…よろしく」

五条「ふっふっふ。せっかく1年が4人揃ったんだ。
自己紹介も終わった事だし行くでしょ。東京観光」

虎杖・釘崎「We LOVE東京!!」

伏黒「えっ…」

A「おー!東京観光だって妖狐!楽しみだね(ニコッ)

妖狐〈仕方ないから着いて行ってあげる〉

五条「それでは行先を発表します。六本木」

妖狐〈あの教師バカなの?〉

A「六本木って高いお店ばっかりだよね?」

妖狐〈まぁ…そうね〉

伏黒「狗巻先輩に潰されますよ(ボソッ)」

〜マンション前〜

A・伏黒『うわぁ・居ますね。コレ』

虎杖・釘崎『嘘つきぃー!!』

五条「近所にデカい霊園があってさ。
廃ビルとのWパンチで呪いが発生したってわけ」

A「あらら(苦笑い)」

虎杖「やっぱり墓とかって出やすいの?」

伏黒「墓地そのものじゃなくて墓地=怖いって思う
人間の心の問題なんだよ」

A「誰でも目に見えない物は怖いから仕方ないよ

虎杖「あぁ…学校とかも似た理由だったな」

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作者名:優菜 | 作成日時:2020年12月27日 20時

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