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『こうさ、相手がヴィランだとかそんなん考えないで楽しく訓練っての久しぶりだと思って』
「確かにそうだな。仮免の事や、インターンの事で皆ピリピリしてる」
『そ。私もインターン組だけど、あっちもピリピリしてるから。ね、緑谷』
「うん...僕らもヒーローの1人なんだって、嫌でも認識させられるよ」
「クラスメイトがそういった場で活躍してくれるのは委員長として嬉しいぞ。それにヒーロー科だ。いずれは俺達も世間に出る」
『でも今は...学生だよ。そりゃ頑張んないとってのは分かってる。けど、それなりに遊びたい年頃なんだよね』
少しズレていても
ふざけるなって思われても
私達はまだ15歳で16歳
『友達と雑談したり、恋バナしたり、休日どっか出かけたり...そういう事したいって思ったりもするんだよ』
「睡間...」
『ん？』
「お前、そういう事出来るような友達いたっけ」
轟の言葉がグサリと刺さる
『.......傷口に塩を塗るような事言わないで』
「冗談だ」
笑えない冗談だよ、それ
『悪かったね、友達いなくて』
「でも、睡間がそういう事したいなら付き合うぞ」
『休日どっか遊び行くとか？』
「あと雑談だったか？それも」
「うむ、クラス内で男女関係なく交流を深めるのは大切な事だからな」
『2人とも雑談するタイプじゃなさそうだけど』
「雑談って話を繰り返せばいいんだよな？」
「少し違うかな」
「雑談なら、何か聞きたい事があれば聞いてくれ」
「それ雑談じゃなくて質問コーナーだよ!?」
今の状況を雑談って言うんだけど
それを分かってない2人が少し、いや、かなり可笑しくて
『あはははっ!!ふふっ、今みたいな時間を雑談してるって言うんだよ!!何となくで話して続けばそれでいいの』
「緑谷、睡間ってこんな笑う奴だったか？」
「割と笑う、はず」
『笑うよ、私だって。流石に馬鹿みたいに大笑いはしないけど』
「君はもっと笑うべきだ。女性は泣くより笑っている方が可愛らしいと思うぞ」
『面白ければ笑うよ。そこまで表情筋死んでないから』
久々に楽しんだが、制服でやっていた事が相澤先生にバレて、私と轟は少し怒られた
先生は私を見ると本当に疲れた声で
「頼むから大人しくしてくれ...もう職員室でお前の顔見んの嫌なんだよ」
轟は相澤先生にここまで言わせた私を驚いた目で見ていた
そしてその日の深夜
ついにエリちゃん救出作戦の決行日に関する連絡が届いた
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リンドウ(プロフ) - ルールリさん» 失礼しました。見つけた部分は直したのでまだ残っていたら教えてください。ありがとうございます。 (2019年4月25日 22時) (
レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
ルールリ - 通形の形がさ、違うのよね (2019年4月25日 21時) (レス) id: 35399f5c19 (このIDを非表示/違反報告)
沙凪(プロフ) - 環もやしが環、もやしってことかと思ったバカがここに！ (2018年7月20日 1時) (レス) id: c3b10b66ef (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 柚子sherbetさん» そう、謝罪なんていらないんだ...!!!そんな為に自分を捨てたわけじゃないのにっていう心の叫び。こういう感じ本当大好き←先生には責任感じてこれからもちゃんと一緒にいてくれるよね、きっと!!従兄弟達全員は出せなかったな... (2018年4月20日 7時) (レス) id: dfc50c3188 (このIDを非表示/違反報告)
柚子sherbet(プロフ) - ああぁぁぁぁぁ…聞きたいのは謝罪じゃないのに…謝罪じゃないのに相澤先生！先生としてヒーローとして、謝罪すべき立場にあるんだと思うと辛い…自分の所為とか思ってそうで辛い…睡間ちゃんはそれでも覚悟して行動して、その結果だから…それはそうと従兄弟達可愛い (2018年4月19日 23時) (レス) id: 0cedae328f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2018年2月14日 0時
