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13年前、私のお父さんは死んだ
正確には殉職
お父さんはプロヒーローだった
何の目的かも分からないヴィランに人質にされた幼い私を助ける為に戦って死んだ
怖かった
その時はよく分からなかったのに
時が過ぎて、思い込んでしまった
私のせいだと
私がお父さんを...
そう考えるのは自然の事だろう
私が人質にされなければこんな事にならなかったのだから
それから、私は誰かの役に立つ事に固執した
そうしないと失うから
今もそうだ
私が
私が役に立たないと
緑谷達が殺される
奴らはオールマイトを殺す気でここにいる
それだけ自信があるんだ
「Aちゃん？」
『っ...な、に？』
「ごめんなさいね、とても深刻な顔をしていたから心配になっちゃったの」
『こっちこそ、ごめんね』
「それで、睡間さんは何が出来る？」
『...ごめん、それを知ってどうするのかを聞きたい』
緑谷の話、というか推測によると
敵は私達の個性を分かっていない
そして奴らを倒すと
いや、話が...
『えっと...だから、とりあえず...このゾーンにいる奴らを倒そうって話でOK？』
「うん。それで、あす.....つ、梅雨...ちゃん...は跳躍と舌を伸ばす、壁に張り付ける。僕は諸刃の剣みたいな超パワーで」
『もう大丈夫。私の個性は...身体能力や筋肉、骨の硬化とか...色々なステータスが上がる』
「硬化まで...」
『切島まではいかないけど、爆豪の爆発をまともに喰らっても大丈夫なくらい。ナイフとか小さい刃物くらいなら折れると思う』
それに足だけを特化させてハイスピード
他にも5感やらなんやら
自分自身のステータスなら最低でも個性を使っていない時の5倍は上がる
まぁ、上がる割合も自分の中の睡魔に左右されるけどね
2徹明けの10割は元のステータスの120倍にまで上がる
それが私の過去最高火力だ
『今日なら...最大で地面に亀裂入れるくらいは出せると思う』
「改めて聞くと、すごい個性だね...」
「地面に亀裂...怖いわ...」
『で、峰田のは？』
「オイラのは超くっつく」
頭からもぎった丸いボールのようなものを壁にくっつけた
『それだけ？』
「だから言ってんだろ!!大人しく助けを待とうってよぉお!!オイラの個性はバリバリ戦闘に不向きな〜〜〜!!!」
『でも相手はそれを知らない』
「そうだよね。ならまずどうするか...」
怖がるな
今を後悔しない為にも
この嫌な苦しさだって、蓋をしてしまえばいい
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リンドウ(プロフ) - 和奏さん» それを言ったら男子でも67いきませんしね……私も飛びません。((13超えた友達もいましたが、彼女はかなり運動神経良かったです))。 (2020年12月2日 19時) (
レス) id: c283219a85 (このIDを非表示/違反報告)
和奏(プロフ) - いや普通に13メートルとか飛ばんです。7メートルしか飛んだことないです。（） (2020年12月2日 17時) (レス) id: ea0b227b7d (このIDを非表示/違反報告)
もうふ - 好きです((突然の告白(笑) 相澤先生好きなので楽しんで読ませてもらってます！ (2019年8月8日 0時) (レス) id: bc132d7752 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - クーニャンさん» 私のミスです、ありがとうございます。訂正してきました。 (2018年10月20日 12時) (レス) id: f9b4659293 (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 初めまして、クーニャンです。ページ6のセリフで質問します。「合意的虚偽」とありますが、「合理的虚偽」ではありませんか？ (2018年10月20日 9時) (レス) id: 5eb4794cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ
| 作成日時：2017年11月25日 19時
