【wrwrd】いや、こっち来んなや2

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ふわぁっと暖かいものが体全体を包み込む。


『…………は？』


zm「……なんで、そんな自分を追い詰めることしようとしてんねん……なんで頼ってくれへんの……」


抱きしめる力がいっそ強くなる。
痛いぐらいに強く抱きしめるゾムの体は少し震えていた。


rb「おい、ゾムやめろって………」


zm「嫌や、そないと離れていきそうで怖いんや」


『いっ……痛い…大丈夫だから、離れていかないから』


待って、ちょー痛い。骨折れるって
少し抱きしめる力弱めてくれるかな、おい。


zm「大丈夫ってなんやねん……大丈夫じゃないやろ。いっつも大丈夫って……どう思ったらそない言葉出てくるねん。自分を大切にしろや……お願いや」


あー、痛すぎて言葉入ってこーへん！！
とりあえず離せや！


思っきり力を込めてゾムを引き剥がす。
驚いたことに、ゾムの顔は涙で濡れていた。



『自分がそ思ったから言ってるの大丈夫って。過保護すぎなのよアンタは、お前は私の母親か？？ちゃうやろ、自分自身は私が一番わかってるつもり。大切にしてるから……頼ってるつもりだから……だから泣かないで』


そっとゾムの顔に手を伸ばし涙を拭う。


『イケメンの顔が台無しになるやろ、泣くのはやめて………ってロボロまでなんで泣いてんのよ……』


ゾムの後ろにいたロボロまでも泣いていた。



rb「だっ……だってぇ」



『だってぇじゃないの、ほら泣きやめ2人とも』



──────────



数分いや、数十分2人が泣き止むまで待っていると泣き止んだのか目元が真っ赤に。


いつの間にか戻っていた保健室の先生は呆れたようにゾムとロボロを見ていた。


sn「あー、ごめんねAちゃん。2人とも、教室に戻るよ。いないってアンタらの担任が言ってたから、もしかしてと思ってらこんな所にいるんだから………」


zm「いや、戻らへん。ずっとAとおる」


rb「俺もや」



呆れを通り越し頭を抱える先生。



sn「戻らないと、掘るよ……？」



rb＆zm「「戻らせていただきます」」



わーお、息ぴったりやぁ(白目)



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やーい土曜日だぁぁぁぁぁ！休みじゃぁい！！

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