第32話 『ただの友達。 その�◆� ページ33
俺の前を走る花京院と承太郎をみて、よくバテないな。と感心する
承太郎が言うには確実にAのいる場所に近づいているらしいが、かれこれ数十分間は走り続けている
中学の時にサッカー部にいたおかげでまだついていけているが、そろそろ真面目にしんどい
ただ、俺よりも体力を消耗しているのは
「ちょ、ハァ……一回止まって……！！」
莉緒だ。
俺と違って、中高共に家庭科部の莉緒は体力がない
俺でもしんどいのだから、莉緒の負担は大きいだろう。振り返れば莉緒は死にそうな顔をしていた
「承太郎、急ぐのは分かるが少し休憩しよう」
チラリと花京院が莉緒を見て言う
承太郎が立ち止まると莉緒は「ごめん」と謝った
俺も息が苦しく、今のうちにと酸素を吸い込む。2人を見れば汗すらかいてなかった。バケモンかコイツら。
「ごめ、ちょっとだけ……待ってね…ハァ、ハァ…」
「ゆっくりで大丈夫ですよ。もうすぐつきますから」
その時、じっと莉緒見ていた承太郎がその場を離れて、どこかに歩いていった
「……？」
しばらくして、莉緒もだいぶ呼吸が落ち着いてきた頃に承太郎はアクエリを片手に持って戻ってきた
それを莉緒に渡すと、何も言わずにストーカー女の手紙に目を落とす。きっと場所を確認しているのだろう
「ありがと、空条くん」
ごくごくと半分ほど飲み干すと「もう大丈夫！」と莉緒が笑った
「……行くか」
承太郎がさっきよりも少し速度を落として走る
「ねぇ春樹」
「ん？」
「私、空条くんがなんでモテるのか分かった気がする」
「奇遇だな、俺もだ……ん？」
「どうしたの？」
「愛染さん、走りながら話すと疲れますよ」
「あ、そうだね」
花京院の助言を聞いて、承太郎についていく莉緒を横目に俺はさっき見たものはなんだったのか、と考えたが疲れからきている幻覚だろう。と納得して少し開いた距離を詰めた
だって、現実的じゃあないだろ？
頭がカメラのスーツ着た男が壁から出てくるなんて誰が信じられるかってんだ。
斎藤 春樹
◼◼◼◼ダイス
78/50 失敗
◇◆◇
久しぶりの更新です(´･ω･`)
いつのまにか8000hit超え……！！
ヮﾁｮ-ｨ☆ヾ(〃ω〃ヾ))((ﾉ〃ω〃)ﾉﾞヮﾁｮ-ｨ☆
いや、本当にありがとうございます( ；∀；)
そしていつもより薄めの内容になっております(；ω；)
同日
クトゥルフ要素がinしたお( ^ω^ )
第33話 『ただの友達。 その��』→←第31話 『ただの友達。 その� �
ラッキーアイテム
足跡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» ありがとうございます( >▽<)ゞ 携帯が調子悪くてDSやパソコンからの更新になってしまって前よりも更新が遅くなってしまうかも知れませんが、お付き合いください！ (2019年10月5日 20時) (
レス) id: 60356de8e5 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - 今回も面白かったです、無理しない程度に頑張ってください。 (2019年10月5日 20時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» ありがとうございます笑！これからの展開を楽しみにしているあなたのためにも、頑張ろうと思います！ (2019年9月25日 22時) (レス) id: 60356de8e5 (このIDを非表示/違反報告)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - 人力車さん» いい展開になって来ましたね、次回が楽しみです、無理しない程度に頑張ってください。 (2019年9月25日 19時) (レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
人力車(プロフ) - 丹華 蓬＠沼暖かいさん» いつもコメントありがとうございます！！前より少し更新ペースは落ちてしまいましたが頑張ろうと思います！ (2019年9月22日 16時) (レス) id: 9f1d144e77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：人力車 | 作成日時：2019年8月17日 10時
