９６話「知ってる人」 ページ16
〜数時間後〜
A「梓さん、これお願いします」
Aはサンドイッチが乗った皿を梓にわたした。
梓「はーい」
と、梓は皿を受け取ると、奥のテーブル席に向かった。
A「(あ、もうすぐバイト終わる時間だ…)」
すると、Aは安室に声をかけた。
A「あ、そういえば安室くん」
安室「なんですか？」
A「このあと用事ある？」
安室「？…いえ、ないですけど…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーin帝丹高校ー
園子「蘭！今日の放課後ひま？」
蘭「うん、特に用事はないけど…」
園子「じゃあさ、駅前に新しくできたスイパラ行こ！食べたいスイーツがあるのよ〜」
そう言うと、園子は持っていたスマホでスイーツの画像を検索し、蘭に見せた。
蘭「いいね！行こ行こ！」
すると…
世良「ん？二人とも何の話してるんだ？」
蘭「あ、世良ちゃん！」
園子「今日の放課後、蘭と駅前のスイパラに行くんだけど世良ちゃんも一緒に行かないっ？」
世良「へぇ〜！スイパラか…、じゃあ、僕も一緒に行こうかな！」
園子「やった！じゃあ、3人で行こ〜！」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーin駅前のスイパラー
店内は､大勢の女性客で溢れかえっていた。
蘭「けっこう人いるね〜！」
園子「まぁ、最近新しくできたばかりだからね〜」
世良「…ん？」
と、世良が店内の奥のテーブル席を見て呟いた。
蘭「どうしたの？世良ちゃん」
世良「…あれ、Aさんと安室さんじゃないか？」
園子「えっ、どこどこ？」
園子はキョロキョロと辺りを見回した。
世良「ほら、奥のテーブル席の人だよ」
世良がそう言うと、蘭と園子は奥のテーブル席に視線を向けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：グレイ | 作成日時：2019年1月26日 19時
