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｢嫌だぁぁぁぁ！｣
暗闇に響く男の声
『〜♪』
そして少女の鼻歌
｢だ、誰か助けて！｣
そう叫ぶが助けなど来るはずもない
遂に男は追い詰められてしまった
『言い残すことは？』
楽しそうに言う彼女の表情はフードに隠れてよく見えない
｢見逃してくれ…｣
それに対して男の声は震えている
当たり前だろう
なにせ自分の命が危険にさらされているのだから
『駄目だよ。君の雇い主が僕のクライアントの敵だったんだからさぁ』
恨むなら雇い主をどうぞ、と明るく言い放つ
『じゃあね。次の世では幸せになれることを祈ってるよ』
その言葉を最後に引き金を引いた
そこにあるのは先刻まで男だったモノ
今ではただの物体に成り下がってしまった
『あーあ』
それを見つめる女
さっきと違っているのは、フードを外し、顔が晒されていることだろう
『暗殺者UNKNOWNより殺意を込めて』
そう呟き彼女は、男だったモノのそばに花を手向けた
それを見つめる目には、何も写されてはいなかった
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7star(プロフ) - 初めまして！まだ更新数が少ないですが、凄く引き込まれるお話でハマってしまいました！1年くらい更新がストップされているみたいですが、もしお時間とお気持ちがありましたらぜひ続きを書いていただきたいです！楽しみに待ってます。 (2020年7月21日 10時) (
レス) id: f3e580ba40 (このIDを非表示/違反報告)
鈴木結衣(プロフ) - このお話ハマりました！更新楽しみにしてます！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: 27e27da5f6 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 紗夜さん» うおおおおおおおおお！！！ありがとうございます(；＿；)まじありがとうございます(；＿；) (2019年5月2日 21時) (レス) id: 2cfdc08f02 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 早速お気に入り登録を...(1コメ...?) (2019年5月2日 21時) (レス) id: e15e9e4897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2019年5月2日 21時
