3話 ページ4
ショウ「非常事態？」
オサム「はい、ここにいる全員が知らぬ間に、ここに連れて来られてるようです。」
ショウ「マジかよ…(^-^;)。」
マコト「あの…ちょっと気になってたんですけど。ここって…バーのような部屋ですよね？テレビで見たことあるんですけど、バーの中ってこんな感じですよね？」
僕は、部屋を見渡してたから、気になってたことを言った。
偶然見たテレビの番組で、バーとか見たことあるから、似てると思ったんだよね。
サトル「そうだね。バーのカウンターのようだよ。」
アオリ「ダーツとかビリヤードまで、置かれているみたいね。」
リン「面白い部屋だね♪」
リツ「てか、なんか楽しそうじゃね？」
ミホ「こ、これって…テレビの番組か何かかしら？見知らぬ男女を集めて、ドッキリみたいな…」
ミサキ「な、なるほど、ウチもテレビでそういうの見たことある！」
タケオ「いやいや、でも壁とか見てみろよ。窓には鉄格子がはめてあるし…なんかリアルっていうか、不気味すぎるだろ。」
ハジメ「それに、見知らぬ男女を集めて、と言ってましたが…俺と最原と苗木は知り合いです…。何より、こんな空間はまるで俺達をここから出さないようにしてるようにしか見えない。」
オサム「まあ、確かにそうですね。」
マキ「「えっと、2月22日…私は、奇妙な建物に連れてこられた…」ぶつぶつ……」
ん？あの人何してるんだろ？
マコト「あの、何をしているんですか？」
マキ「あ〜これ？ボイスレコーダーで記録をしているのよ。」
マコト「ボイスレコーダー？どうしてそれを持ってるんですか？」
マキ「私、記者をやってるの。職業柄、気になったことは常に録音しておく癖がついてて…。もちろん、あなた達の会話も録音させてもらうわよ。日常生活の何処にスクープが隠されているか、分からないからね。」
リン「へぇ、随分仕事熱心なんだね。」
ユウト「はぁ…よくこの状況で、そんなテンション高くいれるね。僕はさっさと帰りたい…。こんな怪しい奴等と一緒にいるとか、怖いから嫌だし…。」
マキ「あ、怪しい？(O.O;)」
ユウト「だって、普通っぽいのもいるけど、明らかに変な人多いじゃん。」
マコト(普通っぽいって言ったとき、僕の事見た？…僕馬鹿にされたの！？Σ(ﾟДﾟ υ))
ゲームを持ってる少年は、個性強そうな人に突っ掛かった。
ミサキ「ちょっと皆、喧嘩はアカンって！」
オサム「そ、そうですよ。今は喧嘩してる場合ではありません。早く、協力してここから出る方法を考えないと…」
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