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｢お｣
｢……なんでてめェがここに居るんだよ｣
思わず足を止めたのは、ランニングコースの折り返し地点で爆豪が居たからだ。爆豪の服装を見るからに同じくトレーニング中だろう。
……すげぇ睨まれてるが、俺何かしたか？
心当たりもなく、首を傾げる。
まあいいか、と走ってきた道の方に振り返り、帰ろうとした。
｢半分野郎、てめェは猫女の何だ？｣
｢……Aのことか｣
まさか爆豪の口からAの名前が出るとは思っていなかった。もう一度爆豪の方を向き、立ち止まる。
｢付き合ってねぇんだろ、俺が貰っても文句ねぇよなぁ？｣
｢何でそうなるんだ？意味分かんねぇよ｣
｢お前がアイツを駄目にしてんだろうがクソ！あんなんじゃこの先やってけねーんだよ！てめェ本気で分かってねぇのか！！｣
道端で怒鳴られ、近所迷惑だろうと周りを確認した。もう少しすれば通勤･通学する人が増える時間だ。
爆豪が何を考えているのか、いまいちよく分からなかった。
……何故爆豪はこんなにもAに関わろうとしてくる？
今までは少し睨んだだけでAに近付くのをやめるような男ばかりだったが、どうも爆豪は一筋縄ではいかないようだ。
そして、俺がAを駄目にしているという発言。
でもこれは仕方ないんだ、Aは俺が守ってやらなきゃいけないんだから。俺はこれからもそのつもりでいるし、離れる理由なんてないだろう。出会ったばかりの爆豪に、何が分かると言うんだ。
｢飼い主を選ぶのはAだ。お前が決めることじゃない｣
｢……随分と余裕そうだなァ？首輪プレイが性癖の変態野郎が｣
｢あれはAも好んで付けてるし、別に変態じゃねぇ｣
……爆豪だってAの全てを支配したいくせに。人のことを言えるのか？
もしかしてこれはアレか。爆豪はAのことが好きなのか？尚更Aに近付けさせる訳にはいかないな。
睨んでくる爆豪から目を逸らすことなど出来ず、じっと睨み返し続けて言う。
｢Aは俺が守る。俺がAを駄目にしてんなら、その分だって世話する。だから爆豪はいい｣
｢そうじゃねぇよ！誰かに守ってもらわなきゃいけねぇ奴が、ヒーローになれる訳ねぇだろ馬鹿か死ね！｣
｢……さっきから何なんだお前、うぜぇ｣
爆豪が言っていることは間違っていない。
でもAの口から｢ヒーローになりたい｣と聞いたことは一度もない。俺が雄英を薦めていなければ、高校進学自体していなかったかもしれないくらいだし。
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二 - イラスト上手すぎる、、。 (2021年5月5日 7時) (
レス) id: f6d5c08391 (このIDを非表示/違反報告)
こたつゆず(プロフ) - 絵上手すぎです!!尊敬します!!私下手くそすぎてやばいので教えて貰いたいくらいです!! 師匠と呼んでいいですか? (2018年10月7日 20時) (レス) id: 3780c963fa (このIDを非表示/違反報告)
影猫(プロフ) - 花さん» お褒めの言葉ありがとうございます……！嬉しいです(*´ω｀*)トプ画も一応考えていたんですけど、あっという間に続編に……イラスト更新と本編の更新は別々になりそうです。トプ画の件も考えておきます、貴重なご意見ありがとうございます！ (2018年4月30日 0時) (レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 絵、上手ですね！こういう感じの絵って大好きです！タイトル(?)の所に画像載せれるんですけど、描かないんですか？私はいいと思いますけど…時間があるときに考えて頂ければ幸いです！どうかご検討お願いします。長文失礼しました！((更新頑張って！ (2018年4月28日 22時) (レス) id: 3fabea4b64 (このIDを非表示/違反報告)
影猫(プロフ) - 鈴木美妃さん» コメントありがとうございます。申し訳ございませんが、現在夢絵のリクエストは受け付けておりません。もう少し描き慣れて、時間が余っていましたらご連絡しますm(_ _)m (2018年4月18日 19時) (レス) id: 3f1a8429d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影猫
| 作成日時：2018年4月7日 17時
