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12話 ページ13

それから時間が経って


『…もう行かないと…』


「一緒に行くか?」


『…あー…ううん。大丈夫』


「そっか」


女子更衣室で着替えて体育館につくと…


「ああ!!今日は俺の方が早かったですね!」


五色が誇らしげな顔で立っていた。


『…おめでとう』


「はい!」


どんな反応取ればいいかわからなかった。


私はそのままマネージャーの仕事をするため体育館を離れていた。


体育館に帰ってきてみると


大学生がそろっていて


私は記録をしたり…ま、いつもと変わらない流れ。


「ありがとうございました!」


練習試合が終わり片付けも終わったので帰る準備をしていると


「あのさ、ちょっといいか?」


太一…か。


「昨日は…」


『昨日はごめんね』


「え?」


『…太一に嫌な思いさせたんじゃないかって、考えてた。ちょっとイラついてたの、私。だから、ごめんね。』


そう言うとホッとした顔で


「…よかった。昨日のこと、俺も気にしてたから。聞けて良かった。」


そういって、体育館へ走っていった。


私も戻ろうと一歩踏み出すと


「…そういうこと言うと、期待させちゃうよ?」


『…天童さん…』


天童さんはいつも通りの笑みで立っていた。

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シラス王国 - うっはぁぁぁあッッッ!!めっちゃ続き気になります!!ワクワクドキドキしながら読ませていただいておりますっ。更新頑張ってくださいね!迷わず一番右端のお星様押させていただきましたw (2019年3月24日 8時) (レス) id: 9c1f44b696 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさぎZ | 作成日時:2019年3月23日 19時

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