100年先も愛してる 4 (ページ2)

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結局、年末年始を実家で過ごして、こっちに戻ってきたのは三日の夜。

じゃあまたねってマンションの前で登坂くんに手を振ってたら、あっちゃんと真依さんがニヤニヤしてた。

『なに？』

『登坂、今晩までコイツと居てやって？
実家から戻った後は一人じゃ寂しいだろうし』

確かに、今まではあっちゃんに一緒に居てもらったけど……

恥ずかしいじゃん。

へ？って顔した登坂くんが私の頭にポンと手を置いた。

あっちゃん達は、あっちゃんの部屋へ
私達は私の部屋へ

『明日、なんか予定ある？』

登坂くんが見事な腹筋を見せながらお風呂から出てきた。

『ないよ。っいうか服を着てください。』

『そ？じゃあ出かけよ？』

うんって頷いて私もお風呂に入った。

お風呂から上がってくると、自分ん家みたいに寛いでる登坂くんがいて笑っちゃった。

『5日間も一緒に居たのにお預けだったから』

そう言って私を抱きしめた

『あ……ちょっと……』

『ん？』

『ここイヤ。ベッド行く』

優しく微笑んだ登坂くんに抱っこされてベッドに運ばれた。

翌朝というか昼前、心地好い倦怠感で目を覚ます。
隣に居るはずの登坂くんがいなくて、焦って寝室のドアを開けた。

ソファーに座ってた登坂くんが振り返って、ビックリした顔した後、笑いだしたの。

『もう、なぁに？』

『だって……何も着てねぇじゃん。誘ってんの？』

へ？
きゃーーーー！！

浴室に駆け込んだ後ろから大きな笑い声が聞こえた。