1 ページ2
Aside
むむむむむぅぅぅぅ……読めない。
唐突でこんなに唸りました。失礼しました。
というのも、今は春です。よって、花粉症の先生がいますね?
すると、マスクをします。唇が見えません。なので、読唇術が使えないので、授業がまともに受けられないんです…。
『……(じーっと先生の方を見て)』
類「…成程。」
すると、横から神代君がスマホを取り出して、とあるアプリを開けて見せてくれました…!(歓喜)
それは、声でメモを入れられて、自動的に文字が入るアプリだそうで、私はそんな発想無かったので、今まで入れてなかった…。
〈昼休み〉
『“神代さん、いつもありがとうございます。”』
類「ふふ、“どういたしまして”…っと。僕は、手話ができるんだけどね…」
『“手話、できるんですか?”』
類「うん。こんな風に。(私は錬金術師です、と手話で伝える)」
『…っ!?』
こんな風に、筆談で話すのは楽。字が綺麗だねって言って貰えるし、相手が手話を知らなくても対応できるから。でも、もっと楽なのは、やっぱり手話かな…。
類「おや、司くんが来たみたいだよ。」
司「すまん!!遅くなった!!」
『…“何て言ったんですか?”』
司「そんなにこにこしながら言わないでくれ…。“怒らせてしまって、すまなかった。”…と。」
『“宜しい。”』
類「許して貰えたみたいだね。さて、お昼を食べようか。」
司君は優しいと思う。だって、大体の人は私の筆談を、「書いた」って言うけど、司君に至っては「言った」って伝えてくれるから。
『…むぅ。(野菜は食べないの?と手話で類に伝え)』
類「勿論。(と、手話でも伝えて)」
司「なっ!?類、お前、手話できるのかっ!?」
類「まぁ、少しだけだけどね。佐倉くんとコミュニケーションをとるには、手っ取り早いと思ってね。」
『…(コクコク』
友達の中には、一生懸命手話を覚えようとしてくれる子もいるけど、神代さんみたいに流暢じゃないから、ちょっと時間はかかるけど、気持ちだけでも嬉しい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初回から文字数制限で次に続いてしまうというね…汗
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HACHI_(プロフ) - 色鉛筆さん» 感想ありがとうございます!設定丸被りの方がいらっしゃったとは……!!こちらもびっくりです…笑 実は私、中学生です…笑 マイペース更新ではあるかも知れませんが、頑張るます!! (2022年6月16日 7時) (レス) id: 614a35877d (このIDを非表示/違反報告)
色鉛筆 - 見てます!実はこの夢主の設定とすごいかぶってるんですよねw設定みたときびっくりしました。それと面白いです!ほんとに小学生...!?続き待ってます! (2022年6月16日 4時) (レス) @page7 id: 8195bb42d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:HACHI_ | 作成日時:2022年5月4日 8時