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Aside

むむむむむぅぅぅぅ……読めない。
唐突でこんなに唸りました。失礼しました。

というのも、今は春です。よって、花粉症の先生がいますね?
すると、マスクをします。唇が見えません。なので、読唇術が使えないので、授業がまともに受けられないんです…。

『……(じーっと先生の方を見て)』

類「…成程。」
すると、横から神代君がスマホを取り出して、とあるアプリを開けて見せてくれました…!(歓喜)

それは、声でメモを入れられて、自動的に文字が入るアプリだそうで、私はそんな発想無かったので、今まで入れてなかった…。

〈昼休み〉
『“神代さん、いつもありがとうございます。”』

類「ふふ、“どういたしまして”…っと。僕は、手話ができるんだけどね…」

『“手話、できるんですか?”』

類「うん。こんな風に。(私は錬金術師です、と手話で伝える)」

『…っ!?』

こんな風に、筆談で話すのは楽。字が綺麗だねって言って貰えるし、相手が手話を知らなくても対応できるから。でも、もっと楽なのは、やっぱり手話かな…。

類「おや、司くんが来たみたいだよ。」

司「すまん!!遅くなった!!」

『…“何て言ったんですか?”』

司「そんなにこにこしながら言わないでくれ…。“怒らせてしまって、すまなかった。”…と。」

『“宜しい。”』

類「許して貰えたみたいだね。さて、お昼を食べようか。」

司君は優しいと思う。だって、大体の人は私の筆談を、「書いた」って言うけど、司君に至っては「言った」って伝えてくれるから。

『…むぅ。(野菜は食べないの?と手話で類に伝え)』

類「勿論。(と、手話でも伝えて)」

司「なっ!?類、お前、手話できるのかっ!?」

類「まぁ、少しだけだけどね。佐倉くんとコミュニケーションをとるには、手っ取り早いと思ってね。」

『…(コクコク』
友達の中には、一生懸命手話を覚えようとしてくれる子もいるけど、神代さんみたいに流暢じゃないから、ちょっと時間はかかるけど、気持ちだけでも嬉しい。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
初回から文字数制限で次に続いてしまうというね…汗

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HACHI_(プロフ) - 色鉛筆さん» 感想ありがとうございます!設定丸被りの方がいらっしゃったとは……!!こちらもびっくりです…笑 実は私、中学生です…笑 マイペース更新ではあるかも知れませんが、頑張るます!! (2022年6月16日 7時) (レス) id: 614a35877d (このIDを非表示/違反報告)
色鉛筆 - 見てます!実はこの夢主の設定とすごいかぶってるんですよねw設定みたときびっくりしました。それと面白いです!ほんとに小学生...!?続き待ってます! (2022年6月16日 4時) (レス) @page7 id: 8195bb42d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HACHI_ | 作成日時:2022年5月4日 8時

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