【２】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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『いて…っ』




し｢我慢しぃ｣




志麻さんにそっと湿布を貼られ、少し頬の傷が痛んだ。…ヒリヒリする




さ｢氷水回収しま〜す｣




『ありがとうございます。』




坂田さんは私からひょいっと氷水を取り、台所に投げた。投げないでください。




せ｢ん、うらたん終わった｣




う｢お、ありがとな｣




『仲が良いですねぇ』




せ｢…当たり前やろ｣




センラさんはそう言うとドライヤーを持ってお風呂場へ向かった。あ、そのままお風呂に入ってきてください




『…ふぅ。坂田さん、ゲームの続きしましょうか』


さ｢！やる！｣




コントローラを拾って握る。うーん、新しい包帯を巻かれてなんか違和感…。
あっ、始まった。




『坂田さんはそこの棚の謎を解いてください。
私はおもちゃの謎を解くので』




さ｢はーい。｣




ここの回数を覚えて…五六四。

謎を解いていると、坂田さんがかなり迷っていた。話しかけるとやはり止まっていたらしい。




『あ、もしかしてここはあれですね。私のおもちゃの中に入っている工具でやるんですね。
あと少しなので待っていて貰っていいですか？』


さ｢わかった！｣




し｢…脱出ゲーム好きなん？｣


『好き…まぁ、好きですね。昔はよく無心で出来るものを探してたんですけど、なんとなく脱出ゲームに辿り着きました。』


さ｢俺はたぶんどのゲームでも出来るわ｣


『でしょうね』


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＿＿課題片付け中＿＿

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