【２】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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Uratanuki.side




仕事から帰り、玄関のドアを開けると、仕事で家を出るときには無かったAの靴が置いてあった。…帰ってきた？

すると、俺以外の３人がダッシュで階段を駆け上がっていく。あー、靴がバラバラ…。




う｢やまだ、手洗いに行こうぜ｣


や｢キュ！｣



手洗いなどをし終えると、3人が降りてきた。…何で3人ともしょげてんだ




さ｢うらさぁーん！！！Aがぁー！！！｣


う｢まず手洗いうがい｣


さ｢はい｣




さて、なんか言われただろうし聞くか…

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う｢……疲れて眠い、か｣




せ｢…絶対に嘘やろ｣


し｢嘘やな｣


さ｢嘘やね｣




でも何で嘘をつくんだ？いじめにあって帰ってきた…とか？




う｢いじめ、かぁ…｣




せ｢え？｣




今思ったことを3人に言うと、｢あり得る…｣といった。だよなぁ。でも無理矢理部屋に入って嫌われたら…




う｢嫌われたくはないよなぁ…｣




せ｢うらたんが嫌われたくないって言った…｣


し｢明日絶対に槍振るわ…｣




…こいつら…




さ｢……ご飯を持っていって、去った振りをして部屋から出るのを待つ…？｣




し｢坂田ナイス！やってみようや！｣




まーしぃが勢いよく立ち、お握りを二つほど持っていって数分…まーしぃが戻ってきた。




さ｢どうやった？｣




し｢“階段を下りる音がしませんし影が見えますよ。そこに居るんでしょう？”って言われた…ぴえん…((｣




せ｢あー、そこかぁ｣




う｢2人で行ったってもうこの手は使えないな…｣



さ｢あ！思いついた！｣




……なんか坂田、Aのことになると頭が働くな

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