【２】路地裏から拾いまして【浦.島.坂田.船】

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次の日。




熱は下がったのだが、昨日、自分から休んでいると言ってしまったので大人しく買ってきてほしいものをメモる。…あとはー…




さ｢終わった？｣




『終わりました。あと１人１個お菓子買っていいですよ。お金渡すのでちょっと待っていてください』




し｢あー、お金いらん。｣




『…え？』




どういうことか質問しようとすると、｢じゃあ行ってきまーす！｣と言ってうらたさん達は出掛けた。…あ、確か仕事してるんだっけ？




『…あとでお金渡そう。』




そう決意していると、あることに気づいた。
ヤバい、靴下汚れたの忘れてた…。




『…まぁ、別に怒られないよね』




財布と携帯を持って家を出る。よし、ちゃんと鍵は閉まったし…

服屋について靴下を見ていると、肩に手がぽんっと置かれ、振り向くとそこには笑顔の友美が。




『友美！』




友美｢んへ、友美でーす。Aも学校のもの？あー、靴下かぁ。私も買わなきゃ…｣


『一緒に買おっか…』




靴下を買う理由は、なんと帰宅途中、２人して車に泥水を浴びせられたのだ。




友美｢ほんっとあの車の男の人きらーい。
ちゃんと考えてほしい〜｣




『本当にね。あ、そういえば山田のことどう思う？この前話したでしょ？』




友美｢あー、完璧にムカつく。何が遊ぼう？だよ！学級閉鎖だっつーの！｣


『まぁ出掛けてた私も悪いんだけどねぇ』




そしてその後は靴下を買い、友美とは道が別れるのでまた明日、と言い別れた。




せ｢……何しとんの｣


『…………人違いです』




……４人には会ってない。金髪の人に睨まれたのは気のせい。そう、気のせい

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