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目が覚めた時には、柔らかくて暖かい布団の上だった。
夢かと思ったけど、違った。
目を開けて初めに目に入ったのは、心配そうな顔をした知らない人だった。

───

『…てんごく?』
??「現世だよ」

覚醒しきっていない意識の中呟いた言葉に、反応が返ってくる。

『……だれ?』

その人───天乃 (そら)と名乗る人は、丁寧に分かり易く説明してくれた。

私を襲ったのは“鬼”という化け物だということ。
天さんは“鬼”を倒す“鬼殺隊”の人だということ。
今いるのは“蝶屋敷”という所で、私の命に別状は無いこと。

『あ、あの鬼?は…?』どうなったの、という意味で尋ねた。

すると、天さんは俯いて、徐々に頭を下げながら、取り逃したことを伝えてくれた。
夜明けが近かったから、らしい。どうやら、鬼は陽の光がダメなようだ。

私は慌てて天さんを制止し、助けてもらったことに深くお礼をした。

天「治ったら君の家に帰ろう。私が送る」
と、天さんは言ってくれたが、無理だと答えた。私が戻ったら皆殺しにされるんだから、帰る訳にはいかない。

素直にそう話すと、天さんは追求してくることも無く、ここ(蝶屋敷)に住んで働く等やれる事はたくさんあると教えてくれた。

どうやら、とっても優しい人に会えたみたいだ。
家族に会えないのは寂しいけど…、もしかしたら、なんとか生きていけるかもしれない。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 女主 , 鬼滅   
作品ジャンル:アニメ
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みこち(プロフ) - せんかさん» 大丈夫です。有難う御座います。 (5月12日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - みこちさん» ありがとうございます!!了解しました〜!夢主ちゃんお話にいてもいいですかね…?() (5月12日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - あの、可能でしたら、炭治郎が鬼の攻撃から玄弥を庇い、見た目其の儘に超絶美少女に変わり、知らずに兄貴の実弥が炭ちゃんに惚れて、事情を知らない兄貴を玄弥が呆れて止める…とか (5月11日 21時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - せんかさん» ありがとうございます!待ってます! (5月11日 20時) (レス) id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
せんか(プロフ) - 玲亜さん» 了解です!!かわいく書けるよう頑張ります!! (5月11日 20時) (レス) id: 78ee830f0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せんか | 作成日時:2023年3月16日 23時

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