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日が傾き始めていた。綺麗なオレンジ色の夕日だ。
遊園地から出て、夕日のよく見える橋に向かう。

「綺麗だね〜。初めてかも、こんな夕日見たの」

嘘ではなく、本当だった。基本、地上より地下にいることが多いので、沈みかけてる太陽を見ることはあまりなかった。
チラッと隣を見ると目を細め、幸せそうにしている総悟がいた。
思わず、ボーッと見惚れてしまう。


「ん?どうしたんですかぃ?」

「い、いや、なんでもない」


慌てて前を向く。


「ははっ...今日は俺はとても楽しかったです。Aの色んな顔が見れておもしろかったっていうのもあるんでしょうけど」

「わ...私も楽しかったかな...」


総悟はこっちを向いてくれるけど、恥ずかしくてなかなか顔を見られない。


「また今度遊びに行こ。次が...もう今から楽しみ」


ガラでもないことをさっきからツルツルと口から滑ってしまう。
総悟といるといつものツンツンした自分がどっかに消えることがある。
心を固く覆っている何かも総悟の前だと全く無意味なのだ。


「ふっ...。俺もでさぁ。じゃ、今日はここら辺で」


うん、と言おうと思ったが、口が開かなかった。
目の前には、総悟の顔が近くにあって驚いたが、すぐに自然と心が落ち着いていった。

温かい...

人がすぐ側にいることを感じられる。
そしたら、また急に総悟が離れ、息ができるようになった。
いたずらをした後みたいな顔をしている。
もう、あまり恥ずかしくなかった。
だから、少し見返してやろうと、えへへと笑ってやった。


「じゃ、また今度、吉原に行きやす」

「うん」


ホントは少し寂しくて、まだ一緒にいたかったけど、今日は沢山色んなことがあったから、これ以上総悟と何かをやるのは勿体ない気がした。
ガッシリとした背中が見えなくなるまで、見つめていた。

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設定タグ:銀魂 , 沖田   
作品ジャンル:アニメ
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aina♪(プロフ) - りんごさん» 分かるー!!こんなの読んでくれてありがとー!(´;ω;`)いや、私がほしいくらい、恥ずかしいよこれで高校生とか笑読んでくれてありがとー!(〃'▽'〃) (2018年8月10日 21時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ぬんだよ!(わかるかな…?笑)文才が羨ましいっ!!! (2018年8月10日 20時) (レス) id: ce5d2ffd0b (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 千鳥さん» コメントありがとー!(*/ω\*)キャー!!夢主が可愛いなんて初めて言われたから嬉しい!(*´ω`*)糧になりました!笑ありがとー!(≧∇≦) (2018年6月4日 20時) (レス) id: 7f277c8298 (このIDを非表示/違反報告)
千鳥(プロフ) - すごく面白いですね!!妹キャラとか私大好きなんですよ。夢主ちゃんがもう可愛くて仕方がありませんでした!!こんな可愛い子が書けるなんて羨ましいです! (2018年6月4日 20時) (レス) id: 10b72e2d66 (このIDを非表示/違反報告)
aina♪(プロフ) - 夜空 星月さん» ご指摘ありがとうございます!(о´∀`о)とんでもない間違いを、、、(T-T)本当にありがとうございましたm(_ _)m読んでくださってありがとうございます♪ (2018年5月3日 23時) (レス) id: e5c272c8e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aina♪ | 作者ホームページ:aina♪  
作成日時:2018年4月2日 17時

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