2話 ページ4
「……マネージャーかぁ」
別にやってもいいんだけど私なんかに務まるか分からない
朝早く起きたり、夜遅くに帰るだけ
特に何も無い
ただ、私がいて何か野球部の役にたてばいいんだけど
「真田くん、特に何も無いしやってもいいよ、マネージャー」
「まじで!?サンキュ!!」
「お役に立てるか分からないけど」
「じゃあ今日見学に来いよ!監督には伝えとくから!」
「うん」
〜放課後〜
「監督ーマネージャー志望の子連れて来ました」
「鈴木 彩香です。よろしくお願いします。」
「おぅ!俺は轟雷蔵だよろしくな!」
この人が野球部の監督……
「・・・?」
なんか視線を感じる
後ろを向くと真っ赤な顔している子が隠れながらちらちら見ている
私何かしたかな?
「あいつは俺の息子の雷市だ」
へぇ、雷市くんって言うんだ
「よろしくね雷市くん」
雷市くんに声をかけるとさっきよりも赤くなって小さい声で「よろしくお願いします」と言った
「こいつ学校では大人しくてかなり人見知りだけどよ、野球になると顔つきがかなり変わるんだぜ」
この人は親バカなんだな
とりあえず仕事覚えて頑張るか
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作者名:あややん | 作成日時:2017年6月21日 21時