辛いだけだから【御幸一也】 (ページ12)

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10話ページ12

今日は青道と市大三高が戦う日

一也のホームランを見ることと青道、市大三高がどのくらいの強さなのか知る為に来た

もちろん、青道と市大三高が強いのは知ってる

今日の試合を見て少しでもチームの役にたてれば良いなと考えてる

試合を見ていると1回の表で青道の攻撃点数が8って………

流石青道……強打者が多い

試合が4回になるとこれまでの点数で11対8

乱打戦になってる

けど、結局は青道の勝ち

一也のホームランも見れたし、青道と市大三高のチームがどういうものなのかも知ることが出来た

一応一也のところに行くか

下に降りると青道の人達がたくさんいた

「一也」

一言名前を呼ぶとすぐに反応する一也

「珍しく見に来たのな。」

「一也がちゃんとホームラン打つか見に来たのよ」

「ちゃんと打っただろ。」

「そうね。だけど、ランナーいないときは全然打てないよね」

「ランナーがいないと燃えねぇんだもん」

「そういう問題じゃないし、「もん」って男が言っても可愛くないから」

一也と話してるとき青道の1年生？が一也に絡んできた

「何女と話してんすか!!御幸一也!!」

わーすごい。フルネーム呼びだ

「一也、お邪魔なら私は帰るわよ」

「待て、帰るな。今コイツといるとめんどくせぇから」

「それなら早くチームのところに戻ったら？ピンクの髪の人がこっち見て不気味な笑みを浮かべているけど、いいの？」

「やべぇ!!じゃ、じゃあな!!ほら沢村行くぞ!!」

一也が焦ってる

余程怖い先輩なのかね