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朝のHRで、先生が「今日は放課後委員会がある」と言った。
瞬間、心拍数が増えるのがわかる。
先生は場所見とけよ〜と言いながらプリントを黒板の掲示スペースに貼った。
HRが終わりクラスメイトが各々席を立つ中、私も一限の教科書をロッカーに取りに行こうと席を立つと、先生が「A！」と私を呼ぶ。
何だろうと思いつつ先生のところに行くと、プリントを二枚渡された。
「これ保健委員にって担当の先生から。A保健委員だよな」
「あ、はいそうです」
「もう一人にも渡しといて」
えっ、と思わず口に出しながらプリントから顔を上げると、先生はそれだけだから、と職員室に向かってしまった。
ぽかんとその背中を視線で追う。
もう一人って、永瀬くんじゃん！！
無意識に手に力が入っていたのがわかり、はっと力を抜く。プリントにシワが入っていないだろうか。
ど、ど、どうしよう。どうしようもなにも、渡すしかないんだけど。
まともな初接触がこんな形になるなんて思ってなかった。いや、どんな形とか想像したことないけど、でも、
「Aさん？」
慌てる私に頭の上から声が振ってきた。
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結愛(プロフ) - 突然すみません。以前他の方の小説を書かれていませんでしたか...？久しぶりに来てみたら大好きだった作品がなくなってしまっていて、頼さんをお気に入り登録していたのでもしかしたらと思いまして...。人違いやご不快に思われたらすみません。 (2020年7月23日 3時) (
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作者名：頼 | 作成日時：2019年10月4日 23時
