77話 ページ16
A視点
兄貴のところに向かうと、敵が兄貴に覆い被さっていた
『兄貴！』
ゾム｢A来たんか｣
『兄貴……』
兄貴が出した手を見て驚愕した
兄貴のナイフは刃こぼれの域を超えていた
折れている
ゾム｢…上の奴…どかしてくれると助かるわ…｣
よく見ると、オーム国と違う軍服の人達が居た
どういう事や
エミさんの指示通りに動いてた
敵を蹴散らしながら、ふと頭によぎった
【スパイ】
一般兵は、スパイとして使いやすい
給料が良ければ善悪の判断付けず、動くから
と、その時足に激痛が走った
ふくらはぎを見ると、ナイフが刺さっていた
『…ｯ！！！』
痛みに耐えながら、ナイフを抜いた
動きにくいからな
ゾム｢A！｣
敵の塊の中から兄貴が出てきた
ゾム｢A、助けてくれてありがとうな……逃げてや｣
『は？』
ゾム｢…Aまで巻き込みたくないねん｣
『…分かった、じゃあ巻き込まれないように…戦えばええんやろ』
でも、私は理解した
いくら敵を殺しても、上から降ってくる
何でだよ
これは何の為の戦争なんや、分からへんくなって来た
後ろに影が出来た
アカン、これ死んだ
男が吹っ飛んだ
リリノアが見える
でも、リリノアに目もくれず私に襲いかかる男
リリ｢やめろ、A様から離れろ！！！！｣
『リリノア…！！逃げろ！』
駄目や、リリノア何で来たんや
もう壊滅しとる
シャ｢…ゾム！A！｣
シャオちゃんとリリノアに情報伝達を頼んだ
ゾム｢なあ、A…背中頼むわ｣
『ゾム、私の背中よろしくな』
『…っしゃ、我々国の脅威の妹の本気見せたるわ！！』
全身に血が早く巡る
あれから…どれくらい経った…
兄貴はさっき吐血した
私は、頭からの血が止まらない
1人凄い強い奴が出てきた
もう気絶寸前の私達は呆気なくやられた
ゾム｢…っ……｣
『兄貴！……ｳ"ｱｯ…』
ふくらはぎを踏み付けてくる
ゾム｢汚い足をAに乗っけんな…汚れるやろ…｣
しゃがんでいる兄貴を蹴り飛ばした
『ゾム！！！』
ゾム｢ｹﾞﾎｯ…ｵｴｯ…｣
兵士｢ﾌﾝ…まだ殺すな、生かしておけ…幹部達はそこの木にでも縛っておけよ｣
木に縛りつけられた兄貴と私
我々国は負けるだろうな
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ルネ - _紫ジャージ_さん» はい。生徒会とか仲間という仲間を集めて…挙句の果てには学校全体引き連れてフルボッコに… (2021年6月13日 19時) (
レス) id: 38d7808c98 (このIDを非表示/違反報告)
_紫ジャージ_(プロフ) - ルネさん» もう、皆でボコボコにしちゃいましょ() (2021年6月12日 6時) (レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
ルネ - _紫ジャージ_さん» 2ヶ月返信遅れてすいませんm(_ _)mモブ太郎めちゃくちゃイラつく！私だったら物語の中でフルボッコにしてるわ… (2021年5月18日 21時) (レス) id: 38d7808c98 (このIDを非表示/違反報告)
はーなー - Mintoさん» いや〜まさか同意見の方がいらっしゃるとは… (2021年4月26日 6時) (レス) id: cc35c4fdc3 (このIDを非表示/違反報告)
_紫ジャージ_(プロフ) - Mintoさん» コメントありがとうございます！もう、皆さんと一緒にシバいちゃいましょ！更新頑張ります！ (2021年3月30日 17時) (レス) id: 61b4604950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：.さくら餅. | 作成日時：2020年8月7日 17時
