【zm】久しぶりやな、妹～！【d!】 (ページ16)

今日:3 hit、昨日:9 hit、合計:829,473 hit

12話ページ16

現在に戻ります。
ーーーーーーーーー
A視点
後頭部を強打し目眩がする。
それでも、立ち上がらなければならない。

家を私の為に出ていった、単細胞兄貴の為にも…

　

あ、無理…倒れる。
？？？「先輩…！」
ついに、幻聴が………

懐かしいな…ショッピ君………
死ぬ前に、ありがとうって、言いたかったよ…
？？？「先輩……！A…！」
目を開ける。殺される覚悟の上で。

そこには、涙を流し私の手を取るショッピ君がいた。

オス「……ショッピ君………離れてや。殺さなアカンから。」
うん。知ってた。

トン「ショッピ…離れt…「嫌です！先輩を殺すなら、俺も一緒に殺して下さい！」何で………」
なんでそこまで？

あれ？あの緑のパーカーって、兄貴？

ふと、目が合う。

ゾム「…やっぱりな？妹のAやんな？オスマン、コイツ妹やったw」

『…兄貴…』

オス「…は？」

グル「分かっているな？如何なる理由があっても、仲間の親族は殺してはならない。」
オス「…分かったわ…」

ショ「先輩…すいませんでした。」
『…良いの良いの！』
だって、本当にショッピ君のことは、許してたし！

ショ「…イヤリング………付けてくれてるんすね。」
『そりゃあ、嬉しかったからね。ありがとう。』

ゾム「おい、A、実の兄貴を置いてきぼりにして、後輩とイチャイチャしてるんとちゃうぞ！やきもち焼くやろ！それと、A…」

？？？
『なに？』
ゾム「すまんかった。まだ、幼いお前を置いて…俺…兄貴失格やんな…」

『…でも、知ってるよ。しょうがなかったんだってこと、兄貴がいなかったら今の私はいないもの』
ゾム「…ｸﾞｽｯあﾞりがどっ…Aっ…」
『おい、泣かないでよ…』

グル「…wどっちが、歳上なんだか…w」

ん、インカムに着信が………

国王「失敗したんだな。どうするつもりだ？」

『………えっ………』
国王「お前は、クビだ。」
『分かりました………』

ぃよっしゃぁぁぁぁい！！！！！

うん。これが本音。

国王よ、永遠にさよならですよ…w