検索窓
今日:3 hit、昨日:19 hit、合計:131,419 hit

ページ17

...





私の読みは当たったようで七海の家に着いたのは13時5分前だった。


インターホンを押せば少ししてドアが開き、「待ってました」と言う七海に優しく腕を引かれる。



パタンと後ろでドアが閉まる音がした。




『七海会いたかった』

「私もです」




近づいてきた七海の顔を見て、唇が触れる前に目を閉じる。

久しぶりの体温に安心する。



やっぱり七海が好きだなぁ。



何度かキスをしてようやく靴を脱ぎ、部屋に上がり込む。



『ご飯食べた?』

「いえ、一緒に食べようと思っていたので」

『嬉しい、じゃあ一緒に食べよ』



そう言って私は手を洗い、七海は冷蔵庫の中を確認する。

『なんか材料あった?』と聞きながら七海の広い背中にくっつく。久しぶりに嗅ぐ七海の匂いはいつも通りいい匂い。



「簡単なのでオムライスにしましょうか」

『やった』



2人で並んで食材を切り、七海がチキンライスを作ってくれ、私が卵をふわふわの半熟に焼く。



そうして出来たオムライスを2人で頬張りながら会えなかった時間を埋めるようにお互いの話をした。





...





七海が食後のコーヒーを入れてくれている間に来る途中買ってきたケーキを準備する。

2人しかいないけど、気になるものが3つあったので3つ買ってきてしまった。


七海は慣れた様子で「半分こしますか?」と聞いてきて『お願いします』と答えながら七海の''半分こ''発言に悶える。可愛い。



ケーキを食べながら2人で映画を観て、ゆっくりと穏やかな時間が流れる。





この時間がずっと続けばいいのに。



七海といる時、私はそう願って仕方ないのだ。

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (290 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
563人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 七海建人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ああもうなんなん!?好きすぎるんやけどホンマに‼(逆ギレ) (2022年2月1日 23時) (レス) @page12 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - Ronnyさん» Ronnyさま、コメントありがとうございます。とっても嬉しいですありがとうございます(TT)またちょくちょく書いていきたいと思いますので、その時に覗いていただけたら嬉しいです! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
Ronny(プロフ) - あぁああああ好きです好きです!!!お気に入り登録しました!更新頑張って下さい! (2021年3月5日 19時) (レス) id: d499d51969 (このIDを非表示/違反報告)
emma(プロフ) - 東雲さん» 東雲さま、はじめまして。コメントありがとうございます。とっても嬉しいです、励みになります(TT)ご期待に添えるよう、頑張ります!! (2021年3月5日 18時) (レス) id: 83ec74c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 - はじめまして!最高です、とても面白いです。続きを楽しみにしてますね! (2021年3月5日 18時) (レス) id: ea3b01b8d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:emma | 作成日時:2021年3月4日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。