男性が怖いんですっ！【平野紫耀】

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彩音「平野君はさ、Aに男性恐怖症克服しようって
言って連絡先追加してくれたんでしょ？」

『まあ、うん』

彩音「…私も正直、平野君の言う通りだと思う」

『え？』

彩音「今のままAが大人になったら、確実に
苦労するのはA自身だし、やっぱり多少は
話せるようにならないと、結婚もできないし
就職だって難しいと思うよ？」

『それは……なんとか女子しかいない職場を探して、』

彩音「もう！そんなんじゃ就職の幅が
めっちゃ狭まっちゃうでしょ！それに、
これから先男の人と話さなきゃいけない場面
なんて山ほどあるだろうし！」

『うう…』


あまり考えないようにしていたこと。中学の頃から
彩音に助けてもらって今までなんとかやりくりして
きたけど、一生こうやって助けてもらえるはずがない。


彩音「だからさA、平野君と頑張って話して
みなよ。あの人、すんごい天然で
変わってるけど…悪い人じゃなさそうだし」

『ま、マジで言ってます…？』

彩音「大まじめだよ！！とゆーことだからほら、
早く平野君に返信！よろしくねって
返しなよ！」

『ええぇえ〜〜』

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