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「海人くん、ありがとう」
海「ううん、全然。あ、廉おかえり！」
廉「おん。何の話しとったん？」
海「廉の話！」
廉「え、俺？何？悪口？」
廉に鋭い目付きで睨まれるから
必死に弁解をする。
でもすぐにメニューに目を向けていた廉は
余程お腹が空いていたのか
好きなものを好きなだけ頼んで、
好きなだけ食べて。
私が一足先に満足するも、
2人はまだまだお腹が空いているようで
男子高校生の恐ろしさを
私は改めて知ることになる。
「え、ちょっとまだ食べるの？」
廉「おん。全然食える。」
「うそでしょ」
この時期の盛んな男の子の胃袋は
本当に計り知れない。
「2人とも、よくそんな細い身体にそんなに入ってくよね。胃袋どうなってんの？」
海「俺はそこまでなんだけどね。廉はまじやばいよ。」
.
このままだと本当に終わりが見えなさそうだから
キリが良いタイミングで店を出る。
財布を取り出し開けようとすると
廉に腕を掴まれしまうように促されるから
海人くんの方に目を向けると、
「今日は俺と廉の奢り！」なんて
いつもの笑顔でキッパリ言われるから
仕方なく黙ってバッグの中にしまった。
「ごめん、ありがとう」
廉「お前全然食ってへんし、気にすんな」
海「そうだよ！ほとんど廉が食べてたんだから！」
.
相変わらずワーワー騒ぎながら駅に向かい、
あっという間に海人くんの最寄りに着くと
名残惜しそうに電車から降りていく。
そんな姿が可愛くて笑顔を零していると、
廉と2人きりの空間に
急に胸が高鳴った。
でも、そんな時間も束の間で。
廉の口から信じられない言葉が飛び出す。
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しぃたん(プロフ) - 遠回りでも周りを傷つけても良いから最後は2人が結ばれて欲しい…です。泣。ちょっと平野君とくっ付くのが早かった…もう少し貫いて欲しかったってのが個人的な感想です。最後まで楽しみにしてます！！ (2021年6月20日 19時) (
レス) id: fbd6917c8c (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます＾＾もう下書きはすべて終えていてこれから徐々に公開していく予定ですので、これからも是非お付き合い頂けると幸いです！(；；) (2021年6月20日 0時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - yuka111117さん» はじめまして、コメントありがとうございます＾＾いつもお付き合い頂きありがとうございますとても嬉しいです。これからも是非ご愛読よろしくお願いいたします(；；) (2021年6月20日 0時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
み - 廉くんの気持ちが全くよめなくて行動もずるくて苦しいですね…何で主人公を選ばないんだよっと怒りも湧いてきます笑 とにかく話がどう進んでいくのか楽しみです〜 (2021年6月19日 23時) (レス) id: 5885128d74 (このIDを非表示/違反報告)
yuka111117(プロフ) - 初めまして、みうさんの作品いつも読んでいます。結衣さん、無神経すぎて好きになれないですね。はやく廉と別れて欲しいです。 (2021年6月19日 23時) (レス) id: 153b5c7d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2021年3月15日 19時
