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31.出血多量 ページ33

なんとかポートマフィアのビルを脱出した。
私が降りたビルの昇降機で小さく息をつくと、同時に疲れも出てきた。
それだけ緊張していたという事に気が付き、よくそんな中無傷で脱出出来たなと感心する。

「……あ、違った」

普通に怪我してた。
肩、太腿、手首……よく普通に立って居られるなぁ。
止血しようにもショルダーバッグを取られているため、どうしようもない。
ショルダーバッグになら、太宰さんが川に入った時用のタオルがあったのに。



昇降機が1階に着いたため、サッと扉の死角に入り若し黒服さんがいてもいい様に備える
然し銃声がしなかった為、追っては来ていないのだろう。
私は用意していた異能玉を消し、出入口に行く。

そこで、久々に太陽を見た。

「眩しいねェ……」

そう呟く
そして、そのビルの壁に男性がよりかかって居る事に気がついた。

「先刻の脱出見事だったね、Aちゃん」

「無謀な計画でしたけどね。命があって良かったです
太宰さんも、はやいですね」

すると、あのくらい造作もないからねとドヤ顔をする。
それなら事務仕事もちゃんと遣って下さい。

「嗚呼、そうだ
止血帯持ってません?出血多量で死ぬかもです」

「え?」

太宰さんが此方を振り返る。
建物の影で隠れていたからだろうか、太宰さんは気がついていなかったようだ。
此の血の滲んだ服に。

「ちょっ、そういう事は早く云って?!」

太宰さんは何処からか持ってきた私のバッグを開け、タオルを出し止血した。
本当に何処から持ってきたの?

「すみません、思ったより被弾してました」

「何で君はこの状態で普通に会話出来るのかな?
可也辛いだろう」

真剣な表情で太宰さんが云う。
確かに、不思議だ。人の粋を越したの?私
止血される間に、段々頭がぼーっとしてきた。周りが歪み、目の前が黒いもので覆われていく。
此れは……

「すみません、あとはお願いします」

「Aちゃん!」

周りが真っ暗になった。

32.治療→←30.脱出



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月城捺樹(プロフ) - 紅夏さん» 有難う御座います!更新させていただきました! (5月14日 16時) (レス) id: b10180abe7 (このIDを非表示/違反報告)
紅夏(プロフ) - 面白かったです!これからも更新頑張ってください! (5月1日 23時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
月城捺樹(プロフ) - 1つ1つ返せなくてすみません!沢山の方から期待して頂いてとても嬉しいです。遅くなりましたが更新させていただきました。 (2月24日 21時) (レス) id: b10180abe7 (このIDを非表示/違反報告)
みっく - とても面白いです!応援してます、更新期待してます (2月21日 18時) (レス) id: c025c89ca4 (このIDを非表示/違反報告)
蛍原(プロフ) - このような内容の作品大好きです! 次の話を期待して待機してます(●´ω`●) (2月19日 23時) (レス) id: 5ee87af96c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月城捺樹 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年10月14日 18時

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