【鬼滅の刃】君は夜明けに微笑んで、 参

聞 ページ3

《鬼殺隊報告書》



・槻木 薺(故人)、槻木 棗(故人)

　暉峻隊士が階級が低い頃よく任務を共にした鬼殺隊の中でも特に親しい仲間。どちらも“甲”まで登り詰めた実力者であった。
　薺隊士は上弦の鬼と戦いにより殉死、棗隊士は無理矢理鬼化されたが暉峻隊士によって討ち取られた。



・九重 科戸、伊那佐師匠

　数週間寝食を共にした、ある一門の師弟。A隊士は育手として名高い伊那佐師匠による鍛練を受けた。
　A隊士に叱咤激励された科戸隊士は無事鬼殺隊に入隊し、現在異例のスピードで階級を上げている。




・天河 空翠(故人)

　暉峻隊士の正式な継子。岩の呼吸の派生である、䂖の呼吸の使い手だった。その実力は「技術は柱に匹敵する」と他の隊士にも認められていた。
　当時孤児であった彼は暉峻隊士に鬼から救われ、育手になって欲しいと頼み込み入隊した。その後異例のスピードで出世し、“甲”まで上り詰めた。
　ある任務中上弦の鬼と遭遇し、その時共にしていた隊士の裏切りによって無理矢理鬼とされた。その後暉峻隊士を生かす為に“暁”の称号を勝ち取り、彼女との戦いで討ち取られた。



【悪鬼報告書】
《虧鬼》
・晦(討伐済)
物事を反転させるを持つ鬼。

・有明(討伐済)
蝙蝠を分身として操る鬼。己を龍のような姿に変える事も出来る。別の女鬼と行動を共にしていた。

・暁(討伐済)
虧鬼最強であり、相手の“記憶”を覗いて、愛する者の姿に化ける鬼。一度騙されてしまうと何があろうとも決して見抜く事が出来ない。空翠によって喰われ、その力は引き継がれた。


【極秘設定資料】
・虧鬼とは
鬼舞辻無惨によって編成された、暉峻一族を狩る為だけの精鋭部隊。右目に各々違う文字が刻まれているのが特徴だが、命令によって普段は正体を隠している。かつては十数人いたらしいが、長い年月の間に殆どが討ち取られた。
また 虧鬼は、満月から新月までの間の、欠けて細くなってゆく月を表す虧月から命名されたとされている。

・暉峻一族とは
別名、暁狩り一族とも呼ばれる。現在確認されているこの一族の血を引く者は、佐奈隊士ただ一人である。鬼舞辻が執拗に追い求める理由は明らかになっていない。

玖拾漆→←見

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す