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朝の柔らかな日差しが、穏やかに降り注ぐ。
「竈門君。煉獄さんがどんな敵と戦ったのか、教えて欲しい。」
涙を流しながら、彼は語る。
青い刺青を全身に入れた、拳で闘う鬼だったと。
彼は命を賭して、上弦の鬼から乗客全員を欠けることなく守りきったことを。
目を閉じ、あの日の事を思い起こす。
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身も心も凍ってしまいそうな寒い夜。呼吸することさえ忘れて、その場に立ち竦んでいた。
積み上がった死体の山。滴る赤に、吐き気が込み上げる。
暗い部屋の中心に立つ男の眼には、確かに刻まれていた。
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やはり君なのか、その言葉をごくりと呑み込んだ。
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続編となりました。
これからも宜しくお願いします。
【追加の注意事項】
彼女は失い過ぎた。
これまでも、そしてこれからも。
彼女は強い。だが、最強ではない。
時に己の弱さに打ちのめされ、大切な者の死に涙する。
それでも、
立ち上がり、前を向いて歩き続ける。
託された願いを叶える為に、
_____君に、逢う為に。執筆状態:続編あり(更新停止)
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山梨 - 素晴らしい作品をいつもありがとうございます! 続きを楽しみに待っています! (2019年8月26日 23時) (レス) id: 3d1d19266b (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - 分かりました。ありがとうございます! (2019年8月2日 17時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
酸漿(プロフ) - 零さん» 有り難う御座います。基本原作通りですが、どんどん活躍させていくので、これからも宜しくお願いします。 (2019年8月1日 0時) (レス) id: 511b02f073 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - すみません、作者様の漢字の読み方がわかりません。ひらがなで教えていただくとありがたいです。 (2019年7月31日 22時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 主人公の活躍が楽しみです。 (2019年7月30日 14時) (レス) id: 6ffd920b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:酸漿 | 作成日時:2019年7月27日 16時