時空を超えて正しい歴史に直せ【クレヨンしんちゃん】 (ページ17)

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母の仇ページ17

{結雨side}

七都「よく、鮎が取れる川を見つけたね」

結雨「偶然の産物だがな」

まだ先は長いから身体を鍛えようとして朝早く周りを見ていたのが幸運だったな

暫く歩くと綺麗な菜の花畑が見つかった

七都「うわ〜綺麗！」

結雨「菜の花はこの時代じゃかなり重宝されてるぞ〜」

しんのすけ「なんで？」

七都「菜種油ってのがあるんだよ
花の種を絞って油を作るんだ」

吹雪丸「詳しいな」

結雨「一応、勉学には励んでる方なんだぜ？」

すると向こうの道から一人の男が歩いてくるのが見えた

俺は皆の前に立ち
刀に手を添える

相手も刀に手を添えた

間髪入れず俺は刀を抜き相手と睨み合う

結雨「どうやら···雲黒斎の刺客が来たようだな！」

猫ノ進「小僧、悪く思うな
お前に恨みはないが死んでもらう」

結雨「嫌なこった！」

吹雪丸「結雨！」

俺らは菜の花畑に入り戦う事になる

相手は恐らくかなりの手練
俺の出来る範囲で何処までやれるか···

シロ(リング)「3人ともお助け機能を使うんだ！」

あ、その手があったか！

2人『たすけてケスタ!!』

しんのすけは間違えたキーワードしか言ってないが俺らは姿が変わった

俺の体は青い鎧に身を包み

七都も俺と同じ色の鎧を身に纏った

そんな俺らが刺客を睨んでると···

猫ノ進「···お前の母親は俺が斬った」

3人『!!』

コイツが吹雪丸の母親の仇！

吹雪丸「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

吹雪丸は我を忘れ奴に切り掛る

結雨「待て！
吹雪丸!!
奴の思う壺だ!!」

制止するも吹雪丸は奴にやられそうになる

猫ノ進「死ねぇ!!」

ｶﾞｷﾝｯ!!

俺と七都の刀で奴の攻撃を受け止めた

吹雪丸「お主ら！」

結雨「相手の弱みにつけ入るなんてとんでもねぇ奴だな！」