別の次元のお話 ページ23
「私たちが魔法を使うことで悪を倒し王国を守って来たことは承知してると思うけど……」
彼女はそう前置きをする。
「悪って言っても色々だった、
ただただ破壊しようとするもの、国を転覆させようとするもの、思いきってこの世を征服する!!
……なんて奴らもいたわ」
征服するのに私たちは邪魔だったのね!!
そういって面白そうに思いだし笑いをする彼女。
私は相談とは別に彼女の話に引き込まれていった。
なるほど、職員が彼女の担当になりたがる訳だ。
こうやって機嫌良く話す彼女はとても楽しそうで、段々彼女との秘密(実際は担当職員なら誰もが知っているだろうけど!)を共有する旧友のような感覚に陥ってくる。
一種の
なんて、クスリと笑うと彼女は自分の話に同調してくれたのだと思い、更に面白そうな話を紡ぎだした。
「一番私がびっくりしたのは私たちをバラバラにしようとした奴らね!!
奴らってば物で釣るとか洗脳みたいな精神的にバラバラにする、
とかじゃなくってトンデモない方法で私たちを散り散りにしたのよ!!」
「トンデモない方法って?」
「奴ら私たちを"別の時空にとばして"物理的に散り散りにさせたのよ!!」
そんな力があるならもっと別のことに使えばいいのに!!
そう憤る彼女を尻目に、私は興奮を隠せないでいた。
ビンゴだ……!!
一緒に憤るか笑うかすると思っていたのだろうか、
私の笑顔に彼女は毒気を抜かれたような顔をした後、
「そういえばそれを知りたかったのよね」
そういって微笑んだ。
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - 紅夜赤猫さん» ひぇっ見つけていただきありがとうございます……！ご期待に添えればいいのですが……！こちらも好きです！！(！？！？) (2020年6月14日 7時) (
レス) id: a3e985f800 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜赤猫(プロフ) - ないだろうな.......とか思いながら探してたら神を見つけました。称えます。ゆっくり読ませていただきます。好きです（？） (2020年6月13日 22時) (レス) id: 65e183dcbc (このIDを非表示/違反報告)
ねこねここねこ(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» いえいえ、暗い雰囲気だから好きと言うわけではないから全然大丈夫ですよ！！頑張ってください！！！(こちら返信不要です！) (2019年10月26日 11時) (レス) id: 8dfe7db7a7 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - テンパりすぎて文章が可笑しくなってしまった……すみません (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ねこねここねこさん» ありがとうございます……!!恐らくヒロアカ編では明るい雰囲気にするつもりなので、もしかしたらご期待に添えないかもしれませんがこれからも頑張りますのでお願い致します (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月8日 17時
