運命ですね 【？】

28つ目 ページ29

たわいもない話しをしているとカフェに到着した

流石真夏
金木犀は咲いていない
当たり前だけど((

｢ここのカフェ金木犀の木が植えられていてな？
秋になると綺麗に花が咲くんよ｣

秋が待ち遠しいわぁ

愛しいそうに木を眺める

丁寧にご説明有難う御座います
オスマンの方が綺麗よ()


｢さ！入ろか｣

さり気なく扉を開けエスコートしてくれる
マジで紳士



｢いらっしゃいませ
御2人で宜しいでしょう…あ！オスマンさん！
お久しぶりです！｣

彼だと気付き嬉しそうに近くに駆け寄る可愛らしい店員さん
常連さんだもんねオスマン


｢お久しぶりです
はい、2人で｣
｢かしこまりました！いつもの席で？｣
｢はい 宜しく御願いします｣

彼の固定の席は
入口から1番遠い窓側の席
カフェには小さいが庭がある
綺麗に手入れをされている庭は
この席からが1番綺麗に見えるらしい

表からだと見えない秘密の庭

…だったはず


｢A、こっちへ｣

彼について行くと後ろから彼女の少し視線を感じる
振り向くと案の定目が合う

目がぱっちりしていてthe女の子雰囲気ガンガン

｢…ごゆっくりどうぞ！｣

ニコッ笑う仕草がこれまた可愛らしいが
歩き方や話し方に品がある

私もああいう風になりたいなぁ
なんて思いながら歩くと例の席へ

太陽の光に照らされて少し雰囲気がある席

店内は冷房が効いているので太陽光により暑いと感じることは無さそうだ

｢どうぞ｣
｢あ、ごめんね有難う｣

またまたさり気なく椅子を引いてくれる
改めて惚れるからやめてクレメンス

｢今日は付き合ってくれて有難な｣
｢こちらこそ！
誘ってくれて嬉しかったよ！｣

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