ひと恋

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『失礼しまーす。』
ユ「失礼しまーす。」




先生「おー！吉野、村田！待ってたぞ！！！」




『先生、新学期早々仕事ってなんですか？しかも私たちもうクラス委員じゃないですよね……？』





先生「いやー、入学式の準備に人手が足りなくてさー。それで、クラス委員だった、お前たちの手を借りたいなと！！！」






ユ「え…………今からですか？」
『めんどくさい………………』





先生「な？頼む！！！！好きなもんおごってやるから！！！！」






その言葉を聞き、
ユーキくんと顔を見合わせて、にやり。




『「やらせていただきます！」』






ものにつられるなんて
まだまだ子供だな
なんて思いながらもやる気になってしまう。





んー、我ながら単純だな。(笑)






そして、体育館に紅白幕を張って欲しいとの仕事を言われ、
紅白幕を倉庫に取りに行くことにした。







ユ「なにおごってもらおうかなー。今日の昼ご飯買ってもらおうかな。
あ、けどなんでもって言ってたよね！？焼き肉！？焼き肉でもいいかな！？ねえ、どう思う？？？」





ユーキくんはなにをおごってもらうか悩んでいて
とても楽しそう。
焼き肉………と呟きながら、スキップしてる(笑)
かわいいっ。(笑)






ユ「Aーーーー！なにしてんのーーー？はやくーーー！」





気づいたら少し後ろを歩いてしまってたみたいで
離れてしまった。





『ま、まってー！』




そういって、ユーキくんの元までかけていった。

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