路地の先の神社【刀剣乱舞】

十四話 ページ15

「これマジやばいよねー！」
『ねー！』

高校はじめての友達ができました。楽しい。

省いたけど九話の女友達は死んだ。
あの事件の後、精神病んで入院したらしく
台風の日にてるてる坊主になったそうだ。

お陰でその次の日はバッチリ快晴だった。
遠足が中止にならずにすんでよかった。

酷いと思うかもしれないが、
一緒に遊んだ記憶も、
名前も顔も覚えていないのだ。

感覚的にはニュースで自分には無関係な
殺人事件の話をされたときのような感じ。

あ、

『ねえ遠回りしよ』
「何で？」
『遠回りしたらもっと一緒に居られるから…』
「可愛い…！遠回りしよっか！」
『うん！』

よかった。正直一緒に居られるからって言った
とき気持ち悪すぎて吐きそうになった。
引かれるかと思ったが寧ろ効果はバツグンだ。

ありがてー。
これで暫くは大丈夫だろう。

最悪縁をきるしか…。

あと三年…あと三年…。
あと三年ここを通らなければ、
大丈夫。きっと大丈夫。

『あ』
「どしたの？」
『いや何でもない』

いまあのお兄ちゃんがいた。
一瞬だったけど
一時期とはいえ本気で好きだったんだ。
お兄ちゃんってことくらい分かる。

ちょっと元気が
なさそうだったけど大丈夫かな？

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何か昨日のhit数がえぐいことに…。
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