#___27 ページ27
A side
ミナ「Aなんか痩せたんやない？」
純喜「ほんまやな〜顔が小さくなった気する」
「そう？」
港人「昼あんま食わんからやん」
「いっぱい食べてるけど、お菓子食べるし」
港人「嘘つけ、お菓子は間食やろ？ お菓子食べ過ぎて昼はおにぎり1つやん」
「だって食べれんから」
ミナ「ちゃんと食べんとそれ以上細くなったら変やで？ それにダンスもちゃんと踊れんくなるからちゃんと食べて。わかった？」
「はーい」
別にダイエットしてるつもりないし食べてるつもりなのにな…
トイレに行って鏡で体型を見る
「…そんな変わってないけどな…」
ｰお昼ｰ
ドーン
拓実「何？これ」
私の目の前に置かれるパンとおにぎり
港人「これを食べろ」
「無理…」
祥生「どうかしたん？」
港人「みんな気づかん？何かに」
鶴房「…もしかして…2人付き合ってるん？！」
港人「じゃなくて！！」
優心「痩せた？」
港人「正解！！！ 」
金城「そうはあんまり見えんけどな」
「ほら！！ 港人が思ってる程痩せてないから！」
港人「いいから食べろ。はいはいはい」
「…っん…」
無理やりパンを口に押し込んでくる港人
翔也「流石に可哀想…」
拓実「…やれやれ」
ｰ部活ｰ
「……ゔぅ……うぇ……」
瑠姫「どうしたん？」
来良「何か、痩せたらしくて港人に無理やり食べさせられてて吐きそうなんやて」
「…無理…今日動けん……」
瑠姫「休んでていいから」
「ごめんね……」
私は横になって目を瞑った
胃が痛いし、吐きそうだし、冷や汗もかいてる
港人「…A大丈夫か？」
鶴房「港人が無理やり食べさせるからやろ」
翔也「あれは流石にやりすぎだと思うけど…」
金城「俺もそう思う。全く食べてない訳ではないんやし無理に食べさせんでも…」
「…ゔぅ！！！！ 無理！！！ 吐く！！！！」
拓実「A！！！！！ 」
私はトイレに駆け込んだ
ｼﾞｬｰ
「しんどかった…」
拓実「…大丈夫か？」
「…ごめんね…もう大丈夫だと思う」
蓮「拓実、A」
「蓮君…ごめんなさい…」
蓮「大丈夫か？ 今日は帰ってゆっくり休んでな？ 」
「ありがとう…港人には、港人のせいじゃないからって言っといて…」
私はお母さんに迎えに来てもらって家に帰った
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作者名：mim | 作成日時：2020年2月8日 11時
