SP No.192 ページ47
「あぁ〜体が重い。さっきまですごく軽かったのになんで急に重くなったんだ？と言うかここはどこにだ？」
見渡す限り真っ暗で自分の足元だけが白く照らされている。
さっきまでこんな白い光なんてなかったのに。
「スポットライト浴びている感。妙にそわそわするんですけど！」
痛みから解放されたと思ったら、パッと電気が消えたみたいに辺りが暗くなって、そしたら眠くないのに目が閉じちゃう感じがして、そんで目が覚めたらスポットライトなぅ。
もしかしてわたし死んだ？
もしかしてここは天国？
ちょっと待って！わたしが想像していた天国と全然違うんですけど！
天国って綺麗なお花畑があって、幸せが溢れかえっている穏やかなところじゃなかったの！？
ここ真っ暗だし、お腹減ったし、肉が食べたくて辛い！！←
「腹減ったぁ〜」
歩き回る気力もなく、お腹を摩りながらその場に座った。
「・・・ん？何だ？」
急に右手が温かくなった気がして手を摩る。
「変だな・・・ん？」
今度は小さい音が聞こえてきた。
「暗闇の中で音が聞こえるとか恐怖でしかないんですけど！はっ！もしかして幽霊？いやいやお前が幽霊じゃん！」
一人でのりつっこみしてると今度ははっきりと聞こえた。
(・・・・・早く目を覚まして下さいよ)
「ん？この声ってもしかして、うさぎ野郎？」
微かだけれどジョングクさんの声が聞こえた気がした。
その瞬間足元を照らしていた光が強く光りだし驚いて思わず目を閉じる。
「何だよクソッ」
恐る恐る目を開くと足元の光から一本の光の筋が伸びている。
それは、遠くの方にある光の塊と繋がっていた。
「これってあそこに行けってこと？」
ここにいても埒が明かない。
想像していた天国とは違ったこんな場所にいたって退屈なだけだ。
光の筋をただりながら歩き出した。
「マジか！めちゃくちゃ眩しい！」
光の塊に近づくにつれて目を開けているのも辛くなってきた。
「こんなことならラップなモンスターさんのデカいサングラス借りておくんだった！くそぉ〜！でもこの光の塊から良い匂いがする！進むぞぉ！」
それでも歩みを止めないのはこの良い匂いのためだけじゃない。←
ここにいちゃいけないってわたしの第六感が感じているからだ。
「うわぁっ！！」
急に体に感じた浮遊感。
一瞬のうちに光の塊の中に体が吸い込まれていった。
SP No.193 ジョングクside→←SP No.191 ジョングクside
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サラン(プロフ) - チーズさん» チーズさん（笑）名前にかけてサランヘヨいただきご馳走様です！不定期ですが更新頑張りますね(^○^) (2019年10月24日 18時) (
レス) id: 877dbbe1c7 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ - サランさん» 口が悪い女の子好きなので凄く楽しんで読ませて頂いてます(笑)もう、サランさん。サランヘヨ←すみません。調子に乗りました。更新楽しみにしてます (2019年10月20日 20時) (レス) id: 19029eca26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 彩都さん» ありがとうございます！お待たせしましてすみません(^◇^;)頑張りますね！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 877dbbe1c7 (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しく拝見させていただいています！更新楽しみにしてます！ (2019年10月8日 16時) (レス) id: 16d9298981 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ばるとさん» ありがとうございます！励みになります！ちょっと私生活がバタバタしておりまして、腰を痛めており、更新が遅くなっております。お待たせするかと思いますが頑張りますので今後とも宜しくお願い致します（＾＾） (2019年8月23日 13時) (レス) id: 7e5f0a00b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラン | 作成日時：2019年6月25日 1時
