「鬼滅の刃」悪女ちゃんは俺が男むい君を女だと勘違いしてるらしい

50,監禁2日目 ページ50

阿久比｢朝ご飯いる？｣



『……………』



阿久比｢人肉だよ？美味しいよ？｣



『……………その肉は』



阿久比｢この肉？あぁ、近くの村はもう人間が居ないからちょっと遠い所の村の人だよ｣



『あっそ』



聞かない方が良かった



此奴は許さない。絶対に！



て言うか、此奴か。前、近くの村に行った時に感じたドス黒い気配は



阿久比｢私ね。ここの部屋作る為に。色んな人を殺したんだよ。苦労したよ〜。皆、A君程美味しくも無いし……………｣



『勝手に人の命を奪っといて！！何だその言い方はｯ！！』



阿久比｢え〜。喜んでくれると思ったのに……………｣



『誰が喜ぶんだｯ！』



気色悪い。鬱陶しい腹が痛い



腹がキリキリする



阿久比｢う〜ん。ちょっとだけなら良いかなぁ？我慢するのもしんどいからね。じゃあ、ちょっとだけ頂きまーす！｣



『何して……………』



ｶﾞﾌﾞｯ



『ぁあああああああああ！』



ﾍﾟﾛｯ



阿久比｢はぁ、美味しいな〜。甘いんだけど、コクがあってトロットしてて美味しいんだよ〜｣



『ｯ！はぁ………はぁ…』



阿久比｢ははっ！今までの反応も良かったけど、今日のが1番良いね〜！！｣



肩から血が出る



阿久比｢あぁ、勿体無いな〜｣



ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ



『あｯ……………や、辞め………』



阿久比｢無理だよー。だって、勿体無いんだもん！！｣



『本当に！！……………………辞めぇろｯ』



ﾄﾞﾝｯ



阿久比｢あれ？まだ、動けたんだ｣



阿久比がいると思われる所をキッと睨む



阿久比｢もう！舐めただけじゃん！！｣



気持ち悪い。何で生きてるんだ。早く地獄へ落ちればいいのに！



微かな気配からして十二鬼月の下弦でも無い



『お前は、何の為に人を喰らうんだ』



阿久比｢それは……………私と貴方の愛の巣を作る為！！最っ高の愛を今貴方は受け取っているの！素敵でしょう？一緒に此処で死のう！そしたら………そしたら……………｣



『何だ』



阿久比｢一緒になれるのよぉ？嬉しいでしょ？A君も｣



『………嬉しくなんて無い』



阿久比｢うん。言うと思った。だから………｣



ﾄﾞｽｯ



『カハｯ』



阿久比｢ちょっと強過ぎたかな〜？A君も嬉しいよね？｣



『嬉しく無い！』



ﾄﾞｺﾞｯ



阿久比｢ね？嬉しいでしょ？｣




『嬉しく無いｯ！』



このやり取りを夜が開けるまで続けた

――――――

限は良くないですが次の小説に移ります

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