さのさんの彼女さん。

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玲於｢ただいま｣









｢おかえりなさい！｣









まだかなと待っていると、



丁度玲於くんの声が聞こえて玄関まで向かう。









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｢お疲れ様。｣









玲於｢疲れた。｣









玲於くんは靴を脱ぐなり、


勢いよく抱きついてきた。









玲於｢…俺だけのだから。｣









｢玲於くんのだよ。｣









玲於｢すげぇ会いたかった。｣









｢私も会いたかった。｣









この時間がすごく好き。






大好きな人が帰ってくるって、

こんなにも幸せなことなんだ。









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｢玲於くん、ご飯出来たよ。｣









玲於｢ありがと。でもその前にちょっと来て。｣









テーブルに料理を置いてから、



玲於くんの所へ向かう。









玲於｢ここ座って。｣









玲於くんはそう言って、ソファーをぽんぽんと叩いた。









言われた通り、そこに座ると、


玲於くんが真剣な目をして言った。









玲於｢自分が可愛いってこと、ちゃんと自覚して。｣









｢え？｣









玲於｢…まじで、隙ありすぎなんだよ。｣









そう言って、


私の肩に顔を埋めた。









｢…どうしたの？玲於くん、｣









玲於｢もう、メンバーに会わせないから。｣









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