さのさんの彼女さん。

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｢…えっと、ジェネレーションズの、あ、ジェネレーションズ フロム エグザイルトライブの佐野玲於さんの、｣









｢ﾌﾌｯ｣









後ろから静かに笑う声が聞こえて、振り返った。









亜嵐｢こんにちは。もしかして、玲於の…？｣









｢亜嵐さん…！｣









振り返った先には、


まだテレビの中でしか見たことがなかった


亜嵐さんがいた。









亜嵐｢初めまして。白濱亜嵐です。｣









｢初めまして…！あの、玲於くんの、｣









亜嵐｢Aさん。ですよね？ 玲於からAさんのことよく聞いてますよ。笑｣









｢…そうなんですか！｣









玲於くんがメンバーさんに私の事紹介してくれてるんだ…









なんかすっごく嬉しい。









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亜嵐｢玲於に何か…？｣









｢あ、えっと、｣









急いでバッグから玲於くんの携帯を取り出して


亜嵐さんの前に差し出した。









｢あの、これ！玲於くんの忘れ物です！｣









亜嵐｢俺が渡すんですか？｣









｢私が中に入るのは、どうなのかな、と思って…。すみません、お手数お掛けしますが…｣









亜嵐｢せっかくですから、｣









そう言って、




亜嵐さんは私の手を引き返した。









亜嵐｢Aさんが持って行ってあげてください。きっと玲於も喜びます。｣









戻ってきた私の手の中にある玲於くんの携帯を見つめた。









｢…はい！そうします！｣









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