さのさんの彼女さん。

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side玲於









玲於｢ありがとうございました。｣









｢ありがとうございました。｣









タクシーを降りてからは、


手は繋がない。









いつものように事務所の中に入るけど、



Aがいるだけでいつもと同じじゃないように感じた。









事情を説明して、


とりあえず部屋を教えて貰い、Aと一緒にそこへ向かった。









玲於｢部屋の端っこに椅子持ってくから、申し訳ないけど、そこで待っててね。｣









｢うん…！｣









ｺﾝｺﾝｺﾝ









玲於｢お疲れっす。｣









龍友｢あ、来た。｣









Aを中に入れるのが嫌になってきた。





はあ、、









｢すみません！失礼します。｣









龍友｢いえいえ！｣









まじで、変な目で見てるじゃん。









亜嵐｢じゃあ、Aさんはこの椅子に。｣









俺が椅子を持ってこうとしたけど、


亜嵐くんが先に準備してくれてたみたいだ。









こういうところはさすがだなって思う。









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亜嵐｢急に集まってもらってごめんね。えっと、今日はニューアルバムが発売されるっていうことを伝えようと思います！｣









メンディー｢おお！｣









アルバムか。









ってかA大丈夫かな。








横目でAを見ると、窓の外を眺めていた。






ごめんな、もうちょっとで終わるから。









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亜嵐｢また詳しいことは後で。じゃあ、解散！｣









よし。終わった。









亜嵐｢すみません、こんな所で待っててもらって。｣









｢いえいえ！こちらこそすみません！大事な会議に…｣









ふたりで笑い合ってる。









なんかいい雰囲気…じゃねえわ！









メンディー｢玲於さん…｣









隼｢怖い目だね。｣









抑えきれなくなって、





Aのところまで行って、肩を抱き寄せた。









玲於｢…もう1回言うぞ。｣









メンバー皆がこっちを向く。









玲於｢こいつ、俺のだから。｣









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