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中也さんの帽子 ページ7

Aside


今中原幹部の執務室の中にいるのは私だけ。


今日は珍しく中原幹部の帽子が無防備だ。


私は怒られるとわかっていてその帽子を手に取ってみる。


帽子の中にはさっきまでいた中原幹部の体温が少し残っている。


A「…………えいっ!」


しゅるしゅるしゅるしゅる



一回やってみたかったことだ。


前は怖すぎてできなかったけれど、やっぱり彼女という立場はこういうことをされても許されやすいという認識がある。


帽子が落ちる前にぱっと取る。



帽子を元の場所に戻そうとすると



中原「随分楽しそうだったじゃねぇか。俺より帽子の方が好きかよ。」


中原幹部が帰って来た。


いや、気づいたら帰っていた。

私「ご、ごめんなさい!」

私はこれで許されるのではと思っていたがそうはいかないようだ。


中原「俺は帽子より手前の方が好きだな。だから帽子で遊んで喜ぶ姿も悪くねぇ。だが、黙って俺の帽子で遊んだんだ。


仕置きしねぇとなぁ?」


中原幹部のお仕置きは大体決まっている。

特別痛いものではないが、これがものすごく恥ずかしい。


中原「ほら」


中原幹部は近づいてきて、私を試すような目で見下ろす。


そんなことされたら、私はするしかなくなっちゃう……


私は頑張って背伸びし、中原幹部との差をうめる。


私「んっ!」

私からキス、というよりも、単に唇を押し付けただけである。


中原幹部の肩に手を置いて、必死にその状態を耐える


私「……ふぅっ!」

中原幹部は私が唇を離そうとすると後頭部を押さえて引き戻す。


衝撃で開いた唇の間から中原幹部の舌が入ってくる。


逃げようとしてもすぐに捕まって絡められる。


私「んぅ……ゃ……ぁ……」


こんな声を出しても中原幹部は話してくれるわけないだろうけれど、自然と声が出てしまう。


中原幹部の胸板に当てている手に力を入れてみると、離してくれた。


赤い顔を見られたくなくて、うつむき肩で息をしていると


中原「おいおい気持ちよくなってた仕置きになんねぇだろ。



もっと恥ずかしいことさせてやるよ。」

_________________


中原)梓さん、今回はリクエストありがとうな。なんかフリスビーというより、仕置きになっちまって悪かった。駄作者に言えば書き直させるわ。

ケモ耳→←叩いてかぶってじゃんけんぽん!



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紅月ミレー - ドSの中也様滅茶苦茶最高で良かったです(〃・ω・〃) (2022年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 山吹桜さん» ありがとうございます!雰囲気出せたか心配でしたが嬉しいです!次の作品も是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月8日 8時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 七夕良かったです!!次も楽しみにしています!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - ぬこさん» 私も終わりって気づいたのが入れ替わりの時なんですよね。早すぎて続編も考えましたが太宰さんバージョンを書くことにしました。そちらも是非よろしくお願いいたします!あと、たくさんのリクエストありがとうございました! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 終わってしまうのは寂しいですが…次の太宰さんバージョン!が!ありがとうございます!!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 82432849a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コバやん | 作成日時:2018年6月19日 5時

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