叩いてかぶってじゃんけんぽん! ページ6
中原中也side
俺「や、やりたいのか……。」
A「はいっ!」
ある日突然、Aが叩いてかぶってじゃんけんぽんがしたいと言い出した。
せっかくの休日、恋人らしくいちゃいちゃしたいと思っていた金曜日の俺はなんだったのだ。
A「幼稚なのはわかってます……駄目ですか?」
と、見上げるAを今すぐ押し倒して無理矢理キスしたい衝動にかられるが、おさえる。
俺「いや、いいぜ。ただ、俺がやりたいこともあとでちゃんとやらせろよ。」
A「はいっ!なんでもしますよ!」
またこいつはそんなことを……
承諾するとどこからか出てきたヘルメットとハリセンをAが置く。
俺/A「せーのっ!叩いてかぶってじゃんけんぽん!」
俺→グー
A→パー
俺は即座にヘルメットを被ろうとするが帽子が邪魔で被れなかった。
A「えいっ」
Aが振り下ろしたハリセンは俺の頭の上でパサ、と音をたてただけで、何の衝撃も残さなかった。
Aの非力はわかっていたが、これは俺が叩けないんじゃないか……?
やったー!と喜んでいるAを見て俺は自分の危機を察知する。
Aがもう一度やりましょう!と言うので俺はぎこちなく返事をした。
俺/A「せーのっ!叩いてかぶってじゃんけんぽん!」
俺→チョキ
A→パー
俺は覚悟をしてハリセンを持つが、迷いがあり遅れてしまう。
そうこうしているうちにAはヘルメットを被っていた。
よかったと安堵する中、Aはやったー!とまた喜んでいる。
このままではキリがなく、俺の楽しみが消えてしまうと思い、Aに言ってみる。
俺「なあ、次はこうしねぇか?
負けた方が勝った方のやりたいことに従う。」
Aは俺の意図がわからぬまま、いいですよ!と答える。
俺/A「じゃんけんぽん!」
俺→グー
A→チョキ
俺は勝ったとわかると立ち上がり、Aを姫抱きにする。
A「なっ!中也さん!」
顔を赤くするAをベッドに降ろし、俺は上から馬乗りになる。
俺「さて、次は俺の番だ。」
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中原)クソマンガ先生αさん、リクエストありがとうな。またリクエストしてやってくれ。
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紅月ミレー - ドSの中也様滅茶苦茶最高で良かったです(〃・ω・〃) (2022年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 山吹桜さん» ありがとうございます!雰囲気出せたか心配でしたが嬉しいです!次の作品も是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月8日 8時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 七夕良かったです!!次も楽しみにしています!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - ぬこさん» 私も終わりって気づいたのが入れ替わりの時なんですよね。早すぎて続編も考えましたが太宰さんバージョンを書くことにしました。そちらも是非よろしくお願いいたします!あと、たくさんのリクエストありがとうございました! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 終わってしまうのは寂しいですが…次の太宰さんバージョン!が!ありがとうございます!!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 82432849a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コバやん | 作成日時:2018年6月19日 5時