俺の部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

お酒 ページ3

Aside




私は今、この状況から逃れる方法を探すべく、思考回路がフル回転である。


なぜ今、押し倒されている？


私はただ、少し部屋を出た中原幹部を出迎えただけだ。



私「もしかして……お酒でも飲みましたか？」


見上げる中原幹部は少し顔が赤くて、意識が朦朧としている。


どうしよう……


中原幹部はお酒が入るとどうしても駄目なんだ。


そんなこんな考えているといきなり口付けが降ってくる。


私「んむっ！……ゃあ……ふぅ……」


中原幹部の舌から伝わってくる甘いお酒の味


視界が生理的な涙で歪んでいく

抵抗するために足をばたつかせても唇は離れることがなく、私は息をすることに必死になっていた。


ようやく離してくれて、私も中原幹部も肩で息をした。


安心したのも束の間、また中原幹部の顔が近づいてくる。


私「だ、駄目です！」

中原「駄目じゃねぇだろ？そんな気持ち良さそうな顔して。」


あれ……？


さっきまで赤かった中原幹部の顔は、いつの間にか冷めていて、声にもしっかり意識があった。



私「中原幹部……酔ってませんよね？」


中原「いや、酔ってるぜ。だから何してもおかしくない。」


自分で言ってる！？


私「いやいやいや！やっぱrんっ！」


今回はすぐ離された。

中原「酔ってるんだよなぁ……だから


酔ってる俺に遊ばれろ」



最近全然仕事が出来ていないんですけど……！？


と、思っても私は遊ばれることしかできない。

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