姐さんの部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

プール【前編】 ページ47

ある日首領の部屋にて……


森「あの二人がもっと仲良くなるには…」

エリス「キモいんだけどリンタロウ。」

森「ひどいなぁ……といっても年頃の女の子が行きたがる場所はどうだろう……エリスちゃんは？」

エリス「遊園地もショッピングモールも、こんな暑苦しい中じゃしんどいわ。
プール！プールに行きたい！」

森「いいねぇ！」


という2人の発想で……



私「え、プールですか……？」


森「うん、うちのエリスちゃんがご所望でね。是非参加してほしいのだけど。」


私「は、はぁ。ところで、なぜ中原幹部も？」


森「いや、いいじゃん？たまには君たち二人に休んでほしくてね。」

と首領はまだ理由ありげな顔で言う。

中原「まあ、いいですけど。」

このとき中原幹部が嬉しそうだったのは首領しか気づかなかった。


執務室に戻ると、一つの箱が届いていた。


開けてみると中には水着が入っていた。


中には他にもこんなメモが入っていた。


『やあ、元気かい？

今度プールに行くそうじゃないか。
ということで、これをあげよう。


大丈夫。サイズには自信があるよ。


というとこでじゃあね。楽しんでおいで。」



誰かはわかったけれど、わからない方が自分のためだ。


もらった服は中の上くらいの露出度で、すこし恥ずかしいが、近くにあったパーカーが目に入り、着ることにした。


首領はプールを予約したのは明日だと言った。

中原幹部は、こういうの好きだろうか……。

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