太宰治との監 禁 生 活【2】 ページ39
私「入っておいで。」
と声をかけると、怯えた表情の少女が入ってくる。
用意したのは薄いピンクのロングワンピース
服も下着もサイズぴったりのようだ。
私「たしか、13だよね?どうしてあんな物騒な組織に?」
A「拷問をしないかわりに、こうやって聞き出すつもりですか……。」
私「まさか、でも、君の応答によっては無理やりやるかもしれないねぇ。」
少女が息を飲むのがわかった。
A「それでも、離すわけにはいきません!」
少女は言い切ったが、声には迷いがあった。
私「ふぅ〜ん?」
立ち上がり、少女の手を掴む。
体をビクッとさせる少女に構わず、私は手を引き、ソファに座らせる。
何をされるかわからず怯える少女は私を見上げる。
その目に引き寄せられるように
キスをした。
A「っっ!!……ゃっ!」
嫌がる少女を押さえつけ、無理やり舌をねじ込む。
かなり長い時間口付けをしたあと、唇を離すと少女は涙目で私を睨んでいた。
そんな少女を見てある名案を思い付いた。
私「よし、君は今日から私の幹部補佐だ!」
話がかわりびっくりする少女を置き去りに、私は首領の部屋へすこし軽い足取りで向かう。
私はさっきまでのことを思い出す。
絡めた小さな舌
私を見ていた熱っぽい目
なにより私にたいしての怒りと恐怖を隠しきれていないあの表情。
私は少し濡れた唇を指でなぞり、エレベーターに乗った。
太宰治との監 禁 生 活【3】→←太宰治との監 禁 生 活【1】
364人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅月ミレー - 夢主ちゃんと鏡花ちゃん想いの紅葉さんとドS中也様とヤンデレ太宰治様と森さんとエリスちゃん、滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) (2022年3月4日 15時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 麗さん» あーヤンキー……マフィアですからね((( 恐喝……マフィアですから(((( ご指摘のコメントありがとうございます!直しておきます。まだ読んでくださる方がいらっしゃるとは!あ、文才は……手持ちがすくないですwwww (2018年8月1日 19時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 文才を分けてほしい…。ただ、関西人からすると31ページの「顔上げろや」は「や」を取った方がいいように思われます。なんかヤンキーが恐喝してるみたいでムード壊れる…。これからも頑張って下さい! (2018年8月1日 18時) (レス) id: 2019ed93ac (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 低浮上気味イチさん» コメント&リクエストありがとうございます!喜んで書かせていただきます! (2018年6月17日 18時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
低浮上気味イチ(プロフ) - この作品すごく面白いです!文才分けてくだs((更新頑張ってください!それからリクエストなんですが…ポートマヒィアでプールとか、お出かけお願いします!いきなりですみません 土下座、 (2018年6月17日 7時) (レス) id: 1e84f774a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コバやん | 作成日時:2018年5月22日 22時