【遊園地】前編 ページ35
Aside
尾崎「Aや。中也とでーとなどしていないのか?」
いきなり尾崎幹部に言われ、私はむせてしまった。
尾崎「まさか、まだなど言わんじゃろうな。」
私「ま、まだなんです。」
尾崎「…………これはゆかん。おい中年!」
森「酷いよ紅葉くん。たしかにゆゆしき事態だけど。」
え?ここ尾崎幹部の部屋じゃ……?え?
なぜ床下から首領が?
森「まあそれはいいのだよ。でも、中原くんもかなり草食だねぇ。いまはどこまで(尾崎「私も気になるのう。A、中也とはどこまでいったのじゃ?」……」
いきなり話を振られたのと、しかもまた言いにくい内容なのとで私の顔は熱くなっていく。
私「き、…………キスはしました……。」
尾崎「ああ、可愛いのう!私のAはなんと可愛いのじゃ!」
森「うんうん、純粋なお付き合いだねぇ。中原くんにしては可愛い。
でも、まだまだだね。でぇとはしないと。てことで、休暇を今週の日曜日に与えよう。」
私「わ、わかりました。」
_______________
中原中也side
俺「休暇ですか……?」
森「中原くんは詰め込みすぎだからね。たまには、愛しの彼女と逢い引きでもしてくるといい。」
中原「っ!…………あ、ありがとうございます。」
廊下でAの後ろ姿を見つける。
俺「おい。」
と声をかけると、あいつは小さな肩をビクッとさせる。
俺「日曜日に休暇をもらった。行きたいとこねぇか?」
と言うと、Aはなにか思い出した顔をしてから、少し考え込み
A「ゆ、遊園地に行きたいです!」
ゆ、遊園地か……俺の年齢でアリなのか……?
A「幼稚なのはわかってるんですけど、行ったことがなくて……ダメですか?」
と、見上げる彼女はまるで子供を見ている気分にもなれるが、上目遣いで殺されそうになる←
俺「いや、ダメじゃねぇよ。遊園地行くか。」
と言ったときのAの明るい顔は、可愛いを固めたようなものだった。
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紅月ミレー - 夢主ちゃんと鏡花ちゃん想いの紅葉さんとドS中也様とヤンデレ太宰治様と森さんとエリスちゃん、滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) (2022年3月4日 15時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 麗さん» あーヤンキー……マフィアですからね((( 恐喝……マフィアですから(((( ご指摘のコメントありがとうございます!直しておきます。まだ読んでくださる方がいらっしゃるとは!あ、文才は……手持ちがすくないですwwww (2018年8月1日 19時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 文才を分けてほしい…。ただ、関西人からすると31ページの「顔上げろや」は「や」を取った方がいいように思われます。なんかヤンキーが恐喝してるみたいでムード壊れる…。これからも頑張って下さい! (2018年8月1日 18時) (レス) id: 2019ed93ac (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 低浮上気味イチさん» コメント&リクエストありがとうございます!喜んで書かせていただきます! (2018年6月17日 18時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
低浮上気味イチ(プロフ) - この作品すごく面白いです!文才分けてくだs((更新頑張ってください!それからリクエストなんですが…ポートマヒィアでプールとか、お出かけお願いします!いきなりですみません 土下座、 (2018年6月17日 7時) (レス) id: 1e84f774a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コバやん | 作成日時:2018年5月22日 22時