キンセンカ (ページ8)

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次の日の朝

僕はソファーから身を起こし顔を洗って朝食を作った。
僕はと君との2食分

朝食が出来上がりテーブルに並べていると君が起きてきた

TY「おはよう」

『…おはようございます』

TY「ご飯出来たから食べようよ」

僕は椅子を引いて君を座らせた

TY「それじゃあいただきます」

『…いただきます』

今日の朝食はトーストにスクランブルエッグとスープ
至って普通の朝食。

だけど君には違ったみたい
少しづつだけどしっかり食べてくれた。

TY「まだスープいる？」

スープを飲み終わっても僕のスープを見つめてる君

『…………………』ｺｸﾝ

手をつけていなかったから僕のスープを君にあげると

『…………』ｺﾞｸﾝ

まだ熱を持ているスープを少しずつ飲み始めた

ふと時計をみてみるともうゆっくりしている時間はないようだ

TY「僕は会社に行かなきゃなんだけど君はここで留守番できる？」

『………………』ｺｸﾝ

僕は急いて会社へ行く準備をして家を出る前に君に声をかけた

TY「菓子パンで悪いんだけどお昼はこれ食べて！鍵はかけて出るけどインターホン鳴っても出なくていいからね！それじゃあ行ってくるね」

『……いってらっしゃい』

そして君の言葉を聞いて家を出た

誰かに''いってらっしゃい''って言われるのは久しぶりだった