隣のばか兎

・37・ 俺だって TH ページ37

結局ジョングクがAとペアカチューシャしてるし…





なんだよなんだよあいつばっかし！






俺だって、Aのこと好きなのにっ！！







JM『そんな落ち込むなってば』


TH『落ち込まずにはいられないよ…』







俺がAちゃんを好きって知ってるのは


ジミナだけ。 他に誰にも言ってない


なんでかって？ それはジミナが俺の1番の信頼してる大切な親友だから♡






こーゆー時ってジョングクに正々堂々と正面からぶつかるのが1番いいと思うと思うけど





俺はそーゆーやり方は好まないんだよね





ずる賢いのがこの俺 テヒョン様だから(ﾆﾔｯ)









って思ってたけど








「ねー、クレープ屋さんある！美味そう！」

JK『ったく…どれ食いたいの』








あの二人を見てると、









「ははっ笑 グクほっぺにホイップ付いてる笑」

JK『まじ？てか、笑ってないで取れよ笑』








そんな気分、吹っ飛んじゃって









「このアトラクション乗ろ！」

JK『俺あっちがいい』

「え〜こっちが先！ね！兎お願い！」

JK『へいへい笑』









ただひたすらに、” 羨ましい ”って








JK『次どこ乗る？』


「ジョングクは？」


JK『もうお前が乗りたいやつでいいよ』


「なら観覧車行きたい！！」


JK『…冗談だろ？笑』


「本気だわ ここの遊園地の観覧車絶景って有名じゃん！もうすぐ夕日出てくるはずだし、行こうよ！」


JK『んー、まぁ、いいけど笑』









2人を引き離したいのに、それが出来なくて




2人を見てるしかできなくて、切なくなって




俺はまた、心の中で泣き叫ぶんだ





” 苦しい ”ってね。








JM『テヒョン、どこ行くの！』



TH『観覧車！』



JM『はぁ！？』









いつまでも心の中で想ってるだけは、




俺が辛いだけ。




ジョングクには適わないのは分かってる








けど、






俺だってAが好きなんだよって






Aにちゃんと伝えたいから







行こう。Aの所に、

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