姫の変化 �� ページ27
《岩田side》
あれから数週間が経過した。
いつものように毎日ファンレターが届き
時間があるときはひとつひとつ開いていく。
「トイレいってくる！」
明るい声でAはそういうから
みんな各々にいってらっしゃい、なんて言って。
数分たって扉が開きAが帰ってきたと思ったら、
まさかのマネージャーで。
マ 「岩田くん！HIROさん呼んでます！」
あれ？俺何かしたっけ？
なんて考えながら、静かにレッスン室を出た。
HIROさんのところにいくところだった。
Aに遭遇したのは。
「あれ？岩ちゃんどこいくの？」
「んーなんかHIROさんに呼ばれて」
「そっか、いってらっしゃい」
「うん、いってきます！」
もうこの時には限界だったんだよね。
思い返せば変なことたくさんあった。
健 『あれ？A、手袋やかしてたっけ？』
『あーこれね、あたしすぐ体調崩すから
お医者さんにアドバイスもらってね！
指先からあったかくしたらいいってゆわれたの！』
こんなこともあったし。
隆 『ちょ、A！なに、そのお腹のアザ』
『何いってんの隆ちゃん、これみんなの前で派手にこけたときのだよ、忘れたの？』
まだあった。
岩 『A最近痩せた？？』
『ちがうよ岩ちゃん。太ってたのが元に戻っただけだよ』
こんなのもあったよね。
臣 『最近露出の多い衣装なくなったよな』
『うるさいなー、歳なんだよ、察しろ、変態！』
全て意味があったことも知らずに。
そして俺はようやく
ことの重大さに気がつく。
HIROさんに呼ばれ、連ドラの主演が決まった報告を受け、喜んでいるところだった。
スタッフさんが慌ててHIROさんのいる部屋に
入ってきたのは。
『大変です。Aちゃんが……』
H 「なんだ？Aがどうした？」
『…さっき、レッスン室で……っ』
『倒れて、医務室に。』
その言葉を、理解できずに、
いや、理解したくなかった俺は
呆然と立ち尽くすことしか出来なかった。
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ぴっぴ(プロフ) - コメント失礼致します。お話自体はとても面白くて楽しく読ませていただいているのですが、もお、とかでわなどの日本語が気になってしまいます。正しい日本語で書いていただけたらもっと素敵な作品になるのではと思います。応援してます！ (2019年6月14日 13時) (
レス) id: ac1424b457 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃん - 泣けてきます (2016年4月8日 0時) (レス) id: 38cc532bb8 (このIDを非表示/違反報告)
yua - パスワードを教えてください。 (2016年3月4日 12時) (レス) id: 1b864163b7 (このIDを非表示/違反報告)
岩田?美央(プロフ) - ディズニーランドって、自撮り棒ダメだった気が… (2016年2月19日 22時) (レス) id: d36a46d617 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 南さん» ありがとうございます！更新頑張りますね(*´∇｀*) (2016年2月5日 8時) (レス) id: 7ba7167f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結愛
| 作成日時：2016年1月22日 23時
