ツインレイ。【大塚達宣】

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大塚side



山内「お、タツじゃん 昨日ぶり」

大塚「ヤマさんおはよーございます！」





予選が終われば、




全日本で切磋琢磨した仲間たちは各地に広がりVリーグで戦い合う。



そして今日はユニフォームでチームの写真を撮るらしく。




大塚「......！？！」




ガタガタｯｯ




山本「？？なになにタツ？」



大塚「っっ、なんでもないです！！」




ロッカーの扉には小さなミラーが設置されてある。


ちらりとうつった首元を俺は見逃さなかった。




A.... なんでこんなとこに...



ユニフォームを着てみて確認。





なんやねん こんな見えるか見えないかの狭間に付けよって。ありか、ありなんか？？





西田「タツめっちゃ顔怖い」

山本「百面相してる？？」





ユニフォームを着て暴れんことにしよう。そうしよう。







大塚「あ、ヤマさん、俺１回出るんすけどまた戻ってきます」

山内「あそう？おっけ」


大塚「話聞きました？大阪フィルハーモニー交響楽団の」


垂水「聞いたー 開幕戦演奏するって」






なら話は早い。




大塚「今日なんか挨拶来るらしいんで」






何を隠そうAなんやけどな。







彼女です！とか今までゆうたことないし、ゆうきもあらへんけど、




まぁ、ええか。彼女は結構自慢したいタイプやし。





山本「ご機嫌なもんで」

大塚「トモさんもお楽しみに」

山本「はぁ？」







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


大塚「優芽！優芽！」



2人になったときを見計らって声をかける。Aのこと知ってるのは高校時代からのお前しかおらんし。





垂水「？ なに、」


大塚「この顔みてわからん？」

垂水「分かるわけ...」





さすがに分からんか、



大塚「ふへへ、来るんよAが！」

垂水「A.... はぁ？？？？」

大塚「楽しみやなぁ〜」


垂水「へぇーー... どうせお前がお迎えにあがるんやろ」

大塚「なんでわかるん！？」

垂水「勘だわあほ なに、交際報告するき？」

大塚「してもええかなーって」

垂水「楽しみにしとる」












垂水「(にしても会うの久々やわ)

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